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【学びの諦めについての研究】3月末までの結果をまとめてみました!

結果について集計結果をまとめてみました!

先日皆様にご協力いただいた「学びの諦めについての研究」についてのアンケート、3月末時点での結果をまとめてみました!
まだまだ回答数が少なかったのですが、だいぶ面白い結果になっていたこともあり、公開します!

年代ごとの分析もしていますが、母数が少ないところもあるので、ひとまず全体と男女別の集計です。

もしこういった研究やアンケート、分析などにご興味ある方がいましたら、ぜひ弊社HPよりご連絡ください。

学びの諦めについて(集計サマリー)

経験のある「学びの諦め」(男女120人に調査・複数回答可)

経験のある「学びの諦め」(男女120人に調査・複数回答可)

「学びの諦め」が生じた理由(男女120人に調査・複数回答可)

「学びの諦め」が生じた理由(男女120人に調査・複数回答可)

【男性】の「学びの諦め」経験の傾向(n=84・複数回答可)

【男性】の「学びの諦め」経験の傾向(n=84・複数回答可)

【男性】の「学びの諦め」が生じた理由(n=73・複数回答可)

【男性】の「学びの諦め」が生じた理由(n=73・複数回答可)

【女性】の「学びの諦め」経験の傾向(n=118・複数回答可)

【女性】の「学びの諦め」経験の傾向(n=118・複数回答可)

【女性】の「学びの諦め」が生じた理由(n=112・複数回答可)

【女性】の「学びの諦め」が生じた理由(n=112・複数回答可)

結果を受けて

全体の結果を受けて、諦めた項目としては「進学」「留学」の諦めが多く、理由としては「お金の理由」「親からの否定や意見」が多かったです。

男性側の結果
一番多かったのは「特になし」でしたが、男性の方がもしかすると諦めずに挑戦することができたり、周りの環境に恵まれていることが多かったのかもしれません。
1位:特になし
2位:留学を諦めた
3位:進学を諦めた

諦めの理由としては、特になしを除くと、下記のようになっています。
お金は男女ともに共通ですが、男性の方が意外にも自分で諦めてしまった経験があるようです。
1位:お金の理由
2位:自分は無理だと思った
3位:親からの否定や意見

女性側の結果
「進学」「留学」「習い事(文化系)」が続いています。
男性に比べて「特になし」はだいぶ少なく、女性の方が諦めてしまったり、挑戦できない環境が多かったのかもしれません。
1位:進学を諦めた
2位:留学を諦めた
3位:習い事を諦めた(文化系)

女性側の諦めの理由としては、下記になっています。
男性との利害としては、2位と3位の「親からの否定や意見」と「自分は無理だと思った」が逆で、数値的にもだいぶ差がありますね。
親御さんの方が否定してしまったり、意見してしまい、諦めてしまう場面が多かったのかもしれません。
1位:お金の理由
2位:親からの否定や意見
3位:自分は無理だと思った

「特になし」は本当なのか?

この部分は本当に難しいなと思っています。
本当に諦めたことや諦めた理由がなく、自分のやりたいことやなりたい自分を実現できていたのか?と。

当時の子どもの自分の中に選択肢がなければ、そもそも選んだり、望んだり、諦めることも生じないわけです。
それが幸せなのか、不幸なのか、は様々な価値観があると思います。
選択肢がたくさんありすぎて選びきれないことも不幸なのかもしれません。

「あれに挑戦しておけばよかったな」と思うことは、大人になってから思い出すこと、ふと思うことは、私もありました。
この点については、また新しい課題として捉え、次のディスカッションテーマや研究テーマとしたいと思います。

引き続き研究を進めていきます

学びの諦めについての研究、引き続きやっていきます。
まだまだ母数が少ないので。。。頑張って世間の皆さんの状況を把握していきます。

ご家族の方や同僚の方、お知り合いの方などで回答できる方がいれば、ぜひ誘導をお願いします。
次の世代の子どもたちに向けて、研究成果を生かしていきたいと思います。

関連過去記事等

▼アンケートのお願い
学びの諦め、みなさん経験ありますか?3月31日まで回答募集中!

▼抽選に関してのご報告
抽選も行いました!

▼フォームはこちら(継続して回答は募集中!)
子ども時代の「学びの諦め」に関するアンケート

筆者:照井 翔登(ShotoTerui)
秋田県横手市出身。中学高校生時代に地元秋田の大人から様々な学びの機会提供を受け、教育による地域の未来づくりを志す。2015年照井デザイン事務所を創業。同年地域クラウドファンディングFAAVO参画、2018年株式会社CAMPFIREにM&Aと同時に転籍、地域領域を統括し2020年2021年グループMVP獲得。2021年株式会社NOWMOを共同創業。NPO法人Yokotter理事、中小企業基盤整備機構中小企業アドバイザー、中小企業庁事業中小企業119専門家なども務める。

株式会社NOWMO
https://www.nowmo.jp/

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