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今ここを生きる訳を振り返る Part.5

新しい生活は、別居の予定が末期がん 余命宣告を受けた義父の看病から始まりました。
朝から出社前までは、私がお父様の看病をする役目。
地球は自分のために回っていると思っていると思われる、義父でしたから、怖くて、怖くて💦💦
でも、人は死期が迫ってくると段々と弱く(丸く)なっていくのですね!
家族の前では、相変わらず威張りん坊さんでも、家族のようでまだまだ家族ではない嫁の前では、別の顔を見せてくれます。
今思えば、この本の数ヶ月があったからこそ、その時にたくさんのお話を義父としたからこそ、力となったなぁーとおもえることがありました。
その話を家族が聞いても、決して信じなかったし、美化するな!と避難されたりもしましたねー💦💦
私が美化したところで,何の得もないのになぁーって思ったものです。

結婚式から2ヶ月
義父の56歳のお誕生日を迎えて数日後、父は亡くなりました。ろ
その時私は,胃潰瘍の治療のために点滴中。
終わって駆けつけたら、すでに…という感じでした。

その後は、お葬式やらなんやらで目まぐるしい日々。
結婚式でお葬式みたい!って思いましたが、その2ヶ月、今度は本当にお葬式となっちゃいました。

当時24歳の県外人の私。
お葬式なんて経験はあまりないし、ましてや行う側の親族なんて未経験💦💦
右も左も分からないまま悪戦苦闘。

親戚の方々にもかこまれ、いい事よくない事、目まぐるしく色んな音が飛び交いました。
そんな音に混じって、びっくりするような音がちょいちょい入ってくるのでした。

例えば…

義母の話
あの人はきついから
あの人は自分のことしか考えてないから
あの人は短気だから
あの人は自分が苦労したんだから、嫁も苦労するのが当たり前って考える人だから…

上げたらキリがないくらいのことを、お父さん側の親族から言われたのは、まぁそんなこともあるよね💦💦っておもえるけれど、義母方の親戚(姉妹)から次々に言われるって…
どんな人なんですが😱って、ぞっとする毎日。

会社の女性従業員さんからは、〇〇さん(旦那様)がどんなにいい人でも、このうちの嫁にだけはなれないわぁー
だーよねーって…

いやいや
私、嫁なんですけど💦💦
それ私の目の前で、言っちゃいますー?😅

こんなことが続く毎日で、新婚でワクワクのはずの新妻が、ワクワク気分になれるはずもなく…
冷たい空気が流れる
ピーンと糸が張られているかのような、緊張感のある旦那様の実家で、針の筵の上のような生活を送っていたのでした。

胃潰瘍は治るはずもなく😅

つづく…

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