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働き方改革「週末は休日とは限らない」

去年、大村愛知県知事が、
「客商売の人も週末に休み易いような社会を」と言われた。

私は、やっとそういう事を考えてくれる時代がきたかと思った。

接客業しかできない私。
19才のフリーターの時から、疑問や苛立ちを感じていた。

①職場からでは、週末働けなければ必要とされないし。
②趣味側からすれば、一緒の週末休みをとれなければ、やる気がない。
③友人や家族とお出かけするとしたら、こちら側が合わせて
週末に休み取らなければならない。

私には、事務仕事や、ライン仕事は向いてないというか、できない。
接客業は好きだしやりたい。

大村知事の例えたので言えば、
客商売をやってるお父さんでも、子どもたちの学校行事などために、休みを取りやすくなるように。と。

1週間、週末休みは、キリスト教、欧米から始まっていて、世界的だ。
学校がそのリズムの中心なのが、大きいのではと、私は思う。

私も今でも、
週末働かないとお客様との出会いが減るので、
やる気がないという考えには違いない。

例えば
客商売をしていた人が、
子どもが学校に行くようになったから、
平日の仕事に変えられる方もいるだろう。
お母さんも平日の仕事としか選べなかったりする。

客商売をやると決意されて仕事をされていて、
お子さんの学校行事に出れなかったりする。
家族は寂しい思いする。
休めないと申し訳ない気持ちになる。
休みをとれば職場は寛容に受け入れてくれるのだろうか。
お母さんは、客商売のご主人を持てば理解して、
運動会にカメラとビデオを持って、下の子をおんぶして走りまわなければならない。

私は、趣味が歌、コーラスです。
趣味がやりたいと思った場合、
「練習の日は、本番は、
週末、休み取ります」とやる気を見せなければいけない。

家族や友人と旅行などしようとすると日程調整は当たり前のように週末になる。
私は社員ではない日給月給なので、
出費だけでなく収入までが減ってまでして合わせるのだ。

客商売の経営者ならば、書き入れ時で、収益を落としてでも、休みを取れるのだろうか。

LIVEも週末しか行わないバンドもいる。
フェスも週末だ。

夏休みイベント開催!
「やった!」
人混みをさけて平日に行こうとしたら、メインイベントは、週末のみの予約制。
平日に予約なしで、やってくれはしない。
回転率がでないと利益が出ないのだろう。

市役所も最近は、「お客様」と呼ぶようになったが、もちろん平日のみ。

何十年前の話になるが、
「えっ?!」と思ったのが、
銀行が、平日就業時間を5時で終わらせるために、窓口は3時までとした時だ。
客商売なのに、働く側のための営業時間なのだ。
それほど絶対的に必要とされてる客商売だからできるのだ。

飲食店経営でも、それくらいの位置になれば、週末休みの週休2日は可能という事なのだろうか。

かと言って私はシフト制の働き方な好きなので週末休みを望んでいるわけでもない。

要は、
客商売をやってる人への休みの取り方への
偏見なく理解を
休みの取り易さを。

『客商売に限らず
休みの取り方の自由』を
整えて欲しいという所だ。

大村愛知県知事も、そこを訴えたいと、思いたい。

愛知県での、
パワーワード「トヨタ系列」というのがある。
トヨタ系列に就職できると
安定して仕事できる良い仕事場となる。

GW、お盆、正月は、トヨタ系列の休みの取り方が大きく影響を及ぼす。
トヨタ系列に仕事がある日は、中小企業でも仕事があり、休みであれば仕事がないからだ。

私の弟はトヨタ系列というかトヨタで働いている。
私が、弟に「甥姪に会いたいなぁ」とLINEすると、
「夏休みになると、子どもたちも暇してるし、姉貴に合わせて休みとるから。」と返事が来た。
私が週末の仕事を重要視してる事も、理解してくれて、
弟の休みの取り易さに、有り難かった。いや感動すら覚えた。

弟は、バリバリ働ける49歳、
トヨタの中央部になると、
働き方改革、意識改革は進んでいるのだ。

これが、末端まで浸透はまだまだ期待できない。

ごめんなさい。詩に夢も憧れもありません。できる事をしよう。書き出すしかない。書き出す努力してる。結構苦しい。でも、一生書き出す覚悟はできた。最期までお付き合いいただけますか?