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縦書きの詩 横書きの詩

詩は最初は縦書きであった。
縦書きか横書きかは書き手が決める事と思う。

去年12月、ポルノグラフィティ の新藤晴一さんのラジオで、詩人の渡邊十絲子先生出演時のその回の課題であった
「いちめんのなのはな」縦書きでないと私には成立しない。
なのはなは縦に長い。1mは超えるものもあるだろう。「いちめんのなのはな」の1行が私には“なのはな”1本で、右から左へパノラマに“なのはな”が広がっていくのだ。

私が十代の頃お洒落で人気があった詩人 銀色夏生さんは、横書きだ。

縦書き、横書き、混ぜて詩集を出す人もいる。形を工夫したり。不思議の国のアリスのシッポの文みたいに。

詩集を出すのは贅沢だ。余白、白い部分、行間をとりたいので、どうしてもたくさん載せれない。白い部分は想像して下さいという事と思っている。余白を埋めていく作業はしない。

高校の文芸部の文芸集とかは、つめつめに載せていた。縦書きも横書きもあり。それも手書きを切り貼り。それはそれで青春の部活という感じがする。
コーラスの先輩の二人は文芸部と掛け持ちしてたがこっそり買ってた。更にちなみに私の親友は小説を書いてた。

ワープロの時代になり一気に横書きになったのであろう。で、センターリングが誕生する。
すると余白の波がシンメトリーになる。私も文字数を膨らまして減らして。減らして膨らまして。とかやる。お洒落だ。
スピード間にも出る。
私も発表してないのであると思う、やってみよう。お

で、私ですね。私は横書きです。
小学で、線のない藁半紙に何でも書いてと言われ、習ったばかりの詩で、好きな男の子にいじめられた事を例えて書いた詩「紙」は縦書きだった。
が、中学生に、メモに書き出したの横書きで、日記写すようにになり、詩のノートを作る。
応募する時は、縦書きの原稿用紙の指定がなければ、横書きのを愛用していた。今はもう売ってない。もうメールで応募するのでしょうからね。もちろん、原稿用紙のフォーマットあるんでしょ?全く最近応募してないのがわかる。

プロの作家、詩人、作詞家ならオリジナル原稿用紙がある。おこだわりがありまた逆に自由なのだろう。

一昨日のみずたまさんの絵は、「縦線は悲しい」は納得できます。

追記:トップの絵もみずたまさんの絵です。
横線の絵選ぼうとしたら、なのはな畑のような絵見つけて使わせていただきました。
と云う事は、「いちめんのなのはな」のパノラマ。横線の詩なのです。
だから、明るいのです。

ごめんなさい。詩に夢も憧れもありません。できる事をしよう。書き出すしかない。書き出す努力してる。結構苦しい。でも、一生書き出す覚悟はできた。最期までお付き合いいただけますか?