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日銀の政策転換の時期と方法の考察③

2日前から数回に分けて、いつ日銀の政策転換が起きるのか?それがマーケットに何をもたらすのか?について、でお届けしております😅!

元ネタは前回同様、米国のAsset Management会社、Neuberger BermanのPodcastです😄
https://www.nb.com/ja/jp/insights/disruptive-forces-podcast-bank-of-japan-the-g-10-outlier

(前回まで)
黒田総裁の任期が来年の4月8日に終わり、後任を選ぶことになります。この移行期間中に、3つのことが非常に重要。

  1. 一つは、黒田総裁が賃金の伸びを確認すること、少なくとも有意義な賃金の伸びを期待すること。

  2. 二つ目は、今後4、5ヶ月の間に政治的な圧力がかかり続けるかもしれないことです。

  3. そして3つ目は、黒田総裁が退陣するとき、日本は今や明らかにデフレの時代を脱し、インフレを達成した、ここから経済成長を支えながら政策の正常化を始めたい、と主張する動きを始める可能性がある。

※本シリーズの過去投稿

1. 通貨や債務のレベル、ヘッジコスト、賃金インフレ、人口動態など、実に多くの重要な事柄に触れてきました。

2. これらを総合すると投資家にどのような影響が起きるしょうか?

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