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⭐️アベノミクスの終焉 -日銀の政策転換-

12/20の状況整理と見通し、投資機会について記載します。

先週、「日銀の政策転換の時期と方法の考察」と題し4本投稿させていただきました。

まさかその翌週にこれほどの政策転換を表明し、これほどのマーケットインパクトを及ぼすとは想像しておりませんでした。

過去の記事はこちらです。
※月額500円のメンバーシップにて公開しており、初月無料です。月末に退会していただいて結構でございますので、ぜひ登録のうえご覧ください。

■要約:
1. 日銀はイールドカーブ・コントロール政策に手を加え、2023年の最終的な終了に向けた舞台を用意したようで、市場を驚かせました。

2. この動きは"金融市場のため”と言及されていますが、インフレ率が急上昇するリスクは明らかです。

3. それが理由で黒田総裁は勝利を宣言し、4月の新総裁への政策移行が円滑に進むようにしたのでしょう。

4. 円キャリートレードが反転する可能性が高いため、日本国債のショートや円ロングトレードには、より多くの余地があると思われます。

■日銀は何をしたのか?

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