思考ぐるぐる その1 「比較する」こと

思考ぐるぐるは突然始まる。

今日の思考ぐるぐるは、課題をやっている時に生まれた。

課題の一つとして課されている「位相数学」のレポート課題の内容がとてもとても難しいと感じ、詰まってしまった。

LINEのとあるグループにそれを投げてみたら、ある程度答えが返ってきたりこなかったりした。(それはどうでも良い)

その会話の途中で、ある友人がすでに課題を終えていたことを知った。

たったこれだけのことなのだが、なんだか劣等感を感じてしまったである。

別にその友人はなんら悪くないのである。ただ私が勝手に劣等感を感じただけなのだ。もともとその友人の方が優秀なのであるから、考えたって仕方がないのだ。

しかし私は劣等感を感じた。この正体はなんなんだろう。

劣等感を感じる背景には、他人と比較することがその最たる原因である(?)

別に相手は気にしていないのに、私が勝手に比べて勝手に落ち込んでいるのだ。

そうなってしまったのは何故なのだろう?もともと一番になりたがりな性分を、物心がついた時から獲得していたことはあるだろう。また、一番になれば、誰かから褒めてもらえるのも知っている。その「褒め」に対して、いつの日か味をしめてしまったのだろうか。

進学するにつれて、世界が広がり、それは結局井の中の蛙であることを知った。

自分が一番になれないことを知って、なんでもできるわけではないことを知って、徐々に自信を無くしていった。自信がないことの現れなのだろうか、誰かに何か「勝てるもの」がないかばかりを探してしまっている自分がいる。

考えてみれば、他者との比較なんてのはそもそも不毛なことなのだ。

上を見ればキリがないし、どのスケールにおいても上には上がある。

結局、その人たちをすぐに追い越す事なんてできない。その人たちとは理解の次元が違うし、視点がそもそも違う。

もっと微視的に見ても一緒である。結局、どこかで時間を割いて理解しているのであろう。それにかかる時間は人それぞれである。

それを眼前の「結果」だけで測ることは言わずもがな、不毛であろう。その背景にあることを何ら考慮の対象としていないのだから。

ならば、私が比べる対象は自分に限定するべきなのだろう。

昨日に対して今日がどこまでできたか、ということのみに考えを集中させよう。

直前で断定しておいて何なのだが、他人と比べることは必ずしも悪いことではないのかもしれない。しかし、他人中心の動機は最後には折れてしまうだろう。常に上には上があるのだから、いつか見上げた首が痛くなってしまう。

だから、昨日の自分と勝負しよう。

その上ででた「数字」にそれ以上の意味はないのだから。

過程に拘れる今のうちに、過程にとことんこだわり抜いてやろう。それがおそらく学生の特権なのだろう。

その権利を行使して、成長し続けよう。

終わりに

"Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow. The important things is not to stop questioning." - Albert Einstein

ありがとうございました。


思考ぐるぐる記事は、パーソナル性が強いから、何回か発信したら有料記事にしよかな...

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