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バルサンサンバ〜オレ!


内見をしてから約1ヶ月。
ようやく我らが家へ足を踏み入れる日がやって来た。

ちなみに現在の冨士さんはというと、病院でリハビリしながら入院を継続している。
明日に退院予定らしいので、契約内容などを後日確認しようと約束した。

冨士さんと一緒に来れなかったのは残念である。
彼女が戻ってくるまでに下準備を終えておきたい。

昨日買っておいたバルサンや、実家から持って来た脚立を持って家の玄関へ行った。

玄関の鍵を開けている時にふと気付いた。
こんなところにインターホンがある。
ドアのとっても近くなのだ。近い。

インターホンというものは、果たして電気で鳴るのか、電池で鳴るのか。
よく分からない。
とりあえず押してみた。

『ピンポーン』

鳴った。

どうやら独立したピンポンらしい。
普通そうなのだろうか。

私の挙動によって、近所を歩いている人たちに変なやつがいるなと思われていたかもしれない。

家の中は一応ハウスクリーニングが入ってはいるものの、程よく埃がありすぐに住める状態ではない。

壁に謎のシミがある。
ちなみに別に事故物件というわけではない。
もちろん何十年も経っていれば分からないが。

古民家ならでは、神棚が至る所に付いている。
これは外して良いのだろうか。
大家さんに確認してみよう。

本日の目的でもある重要ミッションは
バルサンでG対策だ。

火災報知器っぽいものにカバーをして、家内のありとあらゆる扉、タンス、ふすま、押し入れを開けて回った。

バルサンの設置場所を決め、いざ着火。

煙がモクモクし始めたのを確認して家を出た。

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