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『この道を行けば、どうなるものか』

「この道を行けば、どうなるものか
危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし
踏み出せば、その一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ、行けばわかるさ」

これは、まもなく一周忌を迎えるアントニオ猪木さんの有名な詩になります。

プロレスラーアントニオ猪木は有名ですが、
猪木寛至を経営者として評価すると、
世界で2番目に大きな
プロレス団体の創業者になります。
また、彼の始めた異種格闘技というショーは、プライド、UFCと繋がり、
時価総額3兆円のTKOグループをはじめとして、一大産業を作りました。
つまり、未知の産業を興した
偉大な経営者といえることが
出来ると思います。


コロナ禍が明け、ヤマト運輸が
配達員3万人のリストラを発表しましたが、
活況だった通販に冬の時代が訪れているというのは想像に難くないところかと思います。

コロナ禍のおかげで急増した、
中国から輸入し
メルカリやアマゾンで販売する事業者が、
売上の低下で悲鳴を上げています。
これまでは、インスタで集客して
通販で売るというモデルから
構造転換が求められています。

アントニオ猪木が、師匠である
力道山から受け継いだビジネスモデルを、
異種格闘技に昇華させた背景には、
ジャイアント馬場の存在が
あったのではないかと思います。

アントニオ猪木の新日本プロレスと
同時期に創業されたジャイアント馬場率いる
全日本プロレスは、ライバル関係でした。
アントニオ猪木という商品にとって、
ジャイアント馬場という商品は、
圧倒的に大きく存在するだけで、
最強を語る資格がありました。
猪木が全日本プロレスに対抗して、
「強さ」をアピールし
新日本プロレスを存続させるには、
様々なジャンルの格闘技と対抗戦をする
異種格闘技路線を採用するしか
ありませんでした。
その一つが、
有名なモハメドアリ戦になります。


必要に迫られて「進化」をする。
これが、中国から輸入し、
インスタで集客し販売するという
D2Cといわれる
ビジネスモデルに求められている
状況になります。

我々にとっての
「この道」というのは、O2O。
つまりオンラインで集客し、
オンサイト=店頭に集客する方法になります。

今までは手にとって
販売することのできなかった商品を、
直接触れて選んでいただく、
そのためのオンサイトとの組み合わせを、
今後は模索していこうと考えています。

アントニオ猪木さんが、
様々な格闘家と戦って築いた
異種格闘技と同様、
我々も、様々な取り組みを行うことで、
産業といえるまで拡大できるように、
精進していければと思っております。

何卒、よろしくお願いいたします。

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