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「生き甲斐というのは趣味ではないの─────」
「生き甲斐というのは趣味ではないの。そうしないと生きていけない方向性を指すのよ。」
これは『Fate/Grand Order』というスマホゲームに登場する、イシュタルというキャラクターのセリフの1つだ。これを目にする前の俺は何か生き甲斐を作ろうと趣味を模索していたのもあり、中々な衝撃をもたらしてくれた。別に趣味が無くても良いのだと。ただ、己の中の“正義”を持っているだけで良いのだと教えてくれたの
この先の旅路
死を怖がる必要は無いよ。だって、死というのは終わりであると同時に始まりなんだから。
もしかしたら、漫画みたいに異世界に転生するかも知れない。
もしかしたら、僕達が想像した通りの天国と地獄があるのかも知れない。
もしかしたら、何も無いかも知れない。
そう考えたら、少しワクワクしてくるだろう?
だからほら、目を閉じて。そのワクワクを胸に眠るんだ。君の新しい旅立ちに備えて。
この先に、ほんの少しの期待を。
俺は別に、長生きしたい訳じゃない。
最期に文句の無い人生を送りたいだけ。別にいつ死んだって良い。人生ってのは、死ぬのが今か、まだ先か。それだけの話だ。
だから、「死にたい」と思うか、現状に満足したら自殺しようと思ってたんだけど…。
たった1日の間にも「死にたい」と思う事は多々あった。しかし未だ、私は日の始まりを迎えている。
どうやら私は、少し期待をしているらしい。
「このまま生き続けたら