ao_miigooさんの作品に感想を書きました！
この記事は「エデンの住人たち」などを書いている創作初心者マシュマロ見習いがみなさんが送ってくれた作品を読んで素直に感想を語っちゃう企画です！
今回は公開おっけーの作品です！ 作品リンクはこちら
リンク先で読んでから以下を読んでいただけると一層楽しめると思いますのでぜひ上のリンクから読んでください！
世界観がすごいですね！！
まず最初にすごいと思ったのが冒頭です。
世界の設定も、主人公がどういうひとなのかも何もわからない状態でどんどん話が進んでいきました。シリーズの途中なのかな？と思い後から確認しましたが（先入観をさけるため基本的に先に情報はいれないようにしています）、この作品がシリーズの一作目でしたね！
と、いうことは、この1番初めのなにがなんだか……という状態は、主人公の戸惑いと同じということですよね！ 主人公のように目が覚めたら知らない土地にいて困惑する状況は、普通に生活していればなかなか体験することのない状況です。なので感情移入することが難しいと思うのですが、この作品を知らない土地と捉えて、頭の中が「？」でいっぱいになることで、主人公の困惑を一緒に体験できる仕組みになっている！ すごい！
見習い個人的には作品中の社会構造がすごく気になりましたね……！
途中に登場する背びれを持った方は半魚人のような出立ちをしていそうですが……この方はおそらく「普通のひと」として社会に参画していますよね。
海狼の方は半分魚で半分獣といったところでしょうか……「海獣」と表現されていましたがこちらは共通言語は持っておらず咆哮のみでしたね。
こちらの世界の「人」と「獣」に沿った形で「半魚人」と「海獣」が存在しているのでしょうか。いわゆる「普通の人」らしきひとも存在しているようだったのでそちらも気になるところです！
読めば読むほど世界観や設定が綿密に練られていることが伝わり、単に創作作品を読むというよりも、別世界を覗くような気持ちで読むことができました！ 文字数制限の関係で今回は途中までしか読めなかったのですが、物語の続きがとても気になります！ 冒頭の邂逅がどんな風に解消されていくのか、さらにもっと読み進めたいです！ 素敵な作品をありがとうございました！
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