takahashimikaさんの作品に感想を書きました!
この記事は「エデンの住人たち」などを書いている創作初心者マシュマロ見習いがみなさんが送ってくれた作品を読んで素直に感想を語っちゃう企画です!
今回は高橋実夏さんの【SF・短編小説】十年にわたる計画です!
以下の感想付き本文の前にぜひ上のリンクから作品を読んでみてください!
ずーっと翻弄されっぱなしでした! タイトル、そういうことかーー!!
最初は完全に見習いも騙されていて、発想がすごいなあとか、日常生活を送っているようでなんだか言葉選びに違和感のあるこのモヤモヤが作品として魅力的だなと思っていました。ただ、もう中盤からはひたすら翻弄されるのみで、そのスピード感に翻弄されるまま読み終えてもしばらくは呆然としてしまいました。
最初の見習いの感想は全部吹き飛んじゃいました。もちろん物語が展開する前の部分も魅力的なのですが、二転三転していくときの揺さぶり方とか、最後のシーンは逆にあっさりと幕をとじることでそれまで丁寧に描かれていたAI側の生活に想いを馳せるようになって「人間が勝ってよかったね!」とすっきりさせず、ずっと心にこの作品を留めることになっているところとか、すごく緻密に計算されている作品なんだなあと思いました。
冒頭で「AI v.s 人間」の構図になっていることで、「さすがにもう一度はないだろ」と無意識に思わせて、最後にインパクトを与えているのもすごいですね! 個人的には文化によって名前が変わっているのが印象的でした。最初は時間の経過で文化も変容したんだなあと思っていましたが、最後は親しみのある名前だったので、なるほど!でした。日本人らしき名前と外国人らしき名前の二人が共闘しているのもAIとの戦いの中で人間が団結していったことを示しているんだろうなと思うとそのバックグラウンドまでの徹底ぶりが本当にすごいと感じました! 素敵な作品をありがとうございました!
ぜひ、高橋実夏さんの作品をもっと読んでみてください!
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