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shakesphereさんの作品に感想を書きました!

この記事は「エデンの住人たち」などを書いている創作初心者マシュマロ見習いがみなさんが送ってくれた作品を読んで素直に感想を語っちゃう企画です!

今回は公開オッケーのご許可をいただいのでみなさんにもお見せしちゃいます! 書き込み感想の前にぜひ以下のリンクから作品を読んでください!



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これはもうファンタジーとして楽しむのみには留められない作品でしたね……。時代設定が特にリアルで、「うわあ〜〜ありそう〜〜」なシーンが多く他人事とは思えなかったので、ハラハラ、キリキリしながら読みました。

物語のエンディングですが、これもとても考えさせられますね……。
2060年が舞台ということは大体今30代くらいの人が主人公ということでしょうか。さまざまな過渡期の最中にいる世代で、個人的には一番個人によって価値観の異なる世代だと思っています。主人公は比較的前時代的な価値観をもった人間で、その妻は比較的新しい価値観を持った、もしくは持つことにした人間だと感じました。

主人公は他者、他所からの承認でのみ生きており、妻が自分の意思判断(それもよその基準に則って判断している)に関わることはなく、想定している描写もありません。病気のことを抜きにしても仕事、社会的地位という自分を支える他所の基準を失った主人公の老い方と、決断して、自分の意思に基づいて行動を進めてきた妻の若々しさの対比は「愛って素敵だ」では語りきれない苦さもありました。

このお話は「生と死」が中心に据えられていますが、すごく伝わってきたのは「生き方」の部分でした。この時代に、この社会で、どう生きていく?と問いかけられていると感じ、なあなあと流されて生きていくことへの疑問が浮かんできました。あまりにもタイムリーで、考えさせられるところがたくさんな作品ですぐ飲み込むことは難しいですが、消化されるまで考え続けたいと思わせてくれる作品でした! 素敵な作品をありがとうございます!


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