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作風はどうやって確立すればいい?自分らしい小説とは何か

自分らしさにあふれていて、「読む人が読めばすぐにあなただとわかる」そんな作品を書くことに憧れるあなたは「作風の確立」を意識するのもよいかもしれません。みんなはどのように作風を確立したのか、小説書きのみなさんにききました!

作風とは

簡単に言えば作風とはあなたが書く小説のスタイルのことです。

大衆文学と純文学のように名前のついているものから、名前などつけられないような細かな違いまで、あなたの作品をあなたのものだと主張する要素はさまざまなところに散らばっています。

例えばどんな人称が得意か、言葉の選び方や文末の始末のしかた、どこに句読点をおくか、些細なことの積み重ねであなたらしさが生まれていきます。(人称ってなに?という方はこちら

そのため「こういう作風にしたい・なりたい」というのが明確にある方は、なりたい作風に近い方の作品を研究して、言葉の選び方から間の置き方まで観察し、真似してみるのも一つの手です。

まだ気づいていないだけの、すでに持っている作風を大切にしたいという方は、自分の作品にはどういった特徴・個性があるのか気づくところからになります。

でも人称やテーマはまだしも、言葉の選び方や句読点の置き方など、なかば無意識に表現される部分を自分で気づくのは難しいと思います。

そこで、今回はマシュマロマガジン編集部Twitterのフォロワーのみなさんがどのようにして自分の作風を確立したのかを教えてもらいました。

みんなはどうやって自分の作風を確立したのか

ここからはみなさんからよせられた、作風を確立させる方法を紹介します。自分に合いそうなものがあればぜひ試してみてください!

自分で気づいた

書き方が変わっても揺らがない部分に気づいた


「書きたいけど書けない」に気づくことで自分の作風を知った


自分の作品を読み返した


いろんなジャンルを書いてみた


書きたいものの根源が同じと気づいた


人に気づかされた

人に言われて自分の作品を客観視できるようになった


人に分析してもらった

自分の作品について知るためには客観視がキーワードになりそうですね。自分だけで完結する必要はなく、他社から積極的にフィードバックをもらうことも客観視に役立ちます。

人に分析してもらうためには、感想を依頼したり合評会に参加するのもおすすめです。詳しくは以下の記事からどうぞ。

なりたい作風があった

憧れの先生の作風を模倣した


番外編

結局、これ!

作風は確立されていれば自らの進むべき道も分かりやすくなるかもしれませんが、創作に必須のものではありません。楽しく書くことが第一!

もちろん、作風の確立に奮闘することが悪いことなのではありません。

作風を確立するためにフィードバックを得たいという方は感想を依頼するのもおすすめです。現在は募集していませんが、マシュマロマガジンでも不定期に作品を募集しています。

自分の作品が他人の目にどのように映っているのか、何が強みなのか、率直な意見を聞ける機会はなかなかないのでおすすめです!

また、自分にしか書けないものは何か探求したいという方は以下のインタビュー記事がおすすめです。

マシュマロマガジン編集部Twitter(@marshmagazin)では、アンケートだけでなく、創作を楽しむ方にインタビューを行う「エデンの住人たち」や、マシュマロ見習いがみなさんの作品を読んで感想を語る「あなたの作品に感想書きます」の更新もお知らせしています。ぜひフォローしてね!

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