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会社の成長と共に歩んだ5年間を振り返る

株式会社NOVASTOのモリニシです!
私は2019年4月にNOVASTOに入社し、丸5年経ちました。
一つの区切りでもありますし、この5年で色々と経験させてもらったことを振り返り、赤裸々に記録しておこうと思います。
会社の記事として発信すべき内容かは悩みましたが、NOVASTOではこんな人が働いているんだ、こんな働き方もできるんだ、という参考になる可能性が1mmくらいはある!と希望的観測から、こちらに投稿することにいたしました。


入社までの経緯 - 私が輝ける場所を求めて -

2017年まで東京のベンチャー企業に勤務。その後地元に戻り、大学事務や道の駅でアルバイトをしていましたが、どうしてもベンチャーならではのスピード感や心地良いプレッシャーの中で働く感覚が忘れられず、関西のベンチャー企業に的を絞って転職活動をすることに。
そして2019年1月。WantedlyでNOVASTOのバックオフィス募集を見つけ、面談を申し込みました。

その募集要項の中に

メンバーのお尻をたたいて事業を推進すること(笑)
ベンチャー精神を持って、自分の力を磨き上げていきたいと思う方好奇心と行動力があり、自分で仕事を見つけていける方
自由で柔軟な働き方が向いてると思う方

という記載があり、「まさにコレだよおおおおおおおおお!!」と興奮したことを覚えています。

初めて訪れたオフィスは年季の入ったビルの一角で、お世辞にもイケてるわけではなく。やや不安を感じましたが、代表佐藤が現れて空気が一変しました。佐藤の語る内容だけじゃなく、話し方というか熱意というか。それに圧倒され、なんとなく「ああ、ここから始まっていくんだなぁ、この会社が業界を変えていくんだなぁ!」とワクワクが湧き上がってきました。
その後無事に内定をいただき(実は後になって佐藤は私の採用に反対していたという衝撃事実を知るんですが。笑)、移転のタイミングと合わせて4月入社に。

入社1年目 - ゼロから生み出す面白さ -

当時のオフィス。ここから始まりました。

入社当初、お願いされていた業務を当時のSlackから見つけました。

今見ても守備範囲広いなぁと思います。笑

当時は私が6人目のメンバーという規模感でチームというチームもなく、横断的に業務をこなす必要があったのと、現在弊社の主軸サービスとなっているReCOREというリユース向けのPOSレジシステムをリリースした直後というタイミングでとにかくバタバタしており、一つ一つの業務の目的や意味を考えずにただ必死に取り組む毎日でした。
良くも悪くも何も決まっていない土壌で、イチからルールやフローを作っていく作業はとてもエキサイティングでした。

その他業務で苦労したのが、補助金の対応です。弊社サービスはIT導入補助金を利用して導入いただけるのですが、ベンダー側の申請担当者としてツールの登録や、数社並行して申請サポートを行いました。これは2年、3年目も続いていたのですが、初年度が一番大変でした。

当時は意識しておりませんでしたが、一年目で総務・労務・経理・CS・バックセールス・広報・マーケ・デザインの分野を経験させてもらえたって、なかなかベンチャーしてますよね。笑

入社2年目 - 企業の成長とキャリア再考 -

この頃にはメンバーも5人ほど増え、私が担っていた業務が徐々に専任のメンバーやチームに分担されたことで、今後のキャリアを考えるタイミングが。
サービス、そして企業としても成長しつつあるフェーズかつ、業界へのインパクトも大きいと感じていたので、業界だけでなく世の中全体に知ってもらうために広報を強化すべきでは?と思い、まずは今更ながら広報という仕事について調べることに。

その結果、「広報って情報発信してるだけじゃダメなの!?む、無理だ!私にはこんなことできない!」と怯んでしまいました・・・笑
業務分担がされたといえ、まだ他の業務も担っていたため(今思えば言い訳ですが。)、いったん広報をメインの業務にすることを諦めたという経験があります。

結局2年目もバックオフィスを中心に、CSや営業のサポート業務に従事しました。2年目が終わる頃にはメンバーも10名以上になり、少しずつ【会社】になりつつあるなと感じておりました。

入社3年目 - 広報スタート、環境の変化-

実は2年目の終わりに、私の後輩となるバックセールス/バックオフィスのメンバーが入社。一通り業務分担と引き継ぎを終えたタイミングで、遂にこの時が来たか、と。そうです、もう一度広報に向き合ってみよう、と。

まずは再び書籍を読んだり、X(当時Twitter)をスタートして情報を収集することから始めました。
お恥ずかしながら、それまで意味や目的を考えずにプレスリリース作成したり、それを配信サイトに投稿するだけになっていた広報活動。
広報の基本の部分をインプットしたことで、そもそも「なぜやるのか?」という部分を考えなおす機会になり、やっぱり今NOVASTOに必要なことだと再認識しました。

その後は広報のオンラインサロンに参加したり、初めてメディアの方にプレゼンする機会をもらったり、実際に記事化していただいたり。
想像以上に大変で難しいお仕事ではありましたが、それに比例したやりがいを感じられていたのと、他社広報さんとの繋がりが増えたことで一気に自分の視野が広がる感覚があり、もっとこの道で頑張っていくんだ!と志新たに活動を続けておりました。

また、10月には事業拡大に伴うオフィス移転も経験。
デザインの部分から関わらせてもらって、実際の移転作業の指示等まで、本当に0から100までメインメンバーとして走らせていただきました。
お陰様で自慢のオフィスが完成し、メンバーのパフォーマンスアップに繋げられたのではと思います。

そして3年目の終わりごろ。妊娠が判明します。予定日は10月。
つわりとの戦いの中、仕事では大変にご迷惑をおかけする日々がしばらく続きました。

入社4年目 - 大きくなるお腹と共に -

つわりも落ち着いた頃、会社として採用を強化していくということで、私もそのメンバーの一員に。私の体調等を考慮していただいてのことだったので、産休までに少しでも貢献できればという気持ちでした。

その間広報活動をまったくやっていなかったわけではないですが、会社的にも採用の優先度が高まっていたのでメインはそちらに。
その他一つ大きな仕事として、ISMSの認定に向けたセキュリティ強化の面で、バックオフィス責任者として組織のトラブル予測やそれに対する対応策の策定を実行。危機管理広報としての役割でもあったかと思います。

産休は9月からに決定しましたが、これまで産休・育休の取得実績がなかったため、その辺りの調査も自分自身で進めておりました。

業務の引き継ぎも行い、ついに産休入り。
メンバー誰もが嫌な顔ひとつせず、笑顔で送り出してくれたことを思い出すと今でも涙が出そうになります。

その後、無事出産。
復帰は翌年夏頃と想定し、時間のある時に社内のチャットをみたりしつつ、完全に浦島太郎状態にはならない様にしておりました。笑

入社5年目 - 育休からの復帰、現在地 -

入社5年目のスタートはまだ育休の最中でしたが、夏頃の復帰に向けCOOと面談を実施。
現在顕在化されている会社の課題と、私ができること、そして今後のキャリア形成を考慮の上、大枠の方向感をすり合わせ。
その結果、メンバー数が増加したことにより、社内間でのコミュニケーションや情報共有不足、目標やゴールに向けての意識統一が以前に比べてできにくくなっているという課題を解決していくため、社内広報の強化に取り組むことに。
産休前までは意識して取り組んていなかった領域だったので、どういったことができるかも含めて、育児しながら少しずつイメージを膨らませておりました。

そして8月からいよいよ復帰。
復帰当初は会社の現在地を知ることからスタートし、それぞれの課題に対して社内広報としてどういったアプローチができるかを考えることからスタートし、全社を巻き込みながら取り組んでいます。
そして引き続きメディアさんとのやり取り等対外的な広報としての活動も行っており、加えてコーポレートサイトのリニューアルや採用活動、そして組織が大きくなるにつれ必要になってきた社内制度のアップデートなどなど、毎日あっという間に6時間の勤務時間が過ぎ去ってしまいます。

フルリモートですが、月に2,3度は出社してます

入社6年目がスタートした今、思うこと

復帰しててんやわんやしながらも気づいたことがあります。それは

入社する前に感じたワクワクを今も感じることができている、ということ。

入社して4〜5年経てば、一通りのことを把握・対応できる様になり、新鮮味を感じなくなるのが一般的かと思います。しかしNOVASTOで仕事をしていると、常に新鮮な気持ちを持ち続けることができる!
それはメンバーの増員や事業展開のスピードなど様々な要因があるかと思いますが、一番には「会社がメンバーのことを大切にし、お互いの変化を受け入れながら活躍できる場を与えてくれるから」というのが大きいのではないでしょうか。
もし変化の多い刺激的な環境で、メンバーへの配慮がない環境であったとしたら、恐らくただシンドいだけになってしまう。変化さえ楽しませてもらえる様な空気感や文化があることで、どのメンバーも生き生きと仕事に向き合えているんだと思います。

もしかしたら1年後は、全然違うことをやっているかもしれません。
それでも楽しんで仕事をできている自信がある!

私だけでなくメンバー全員がそう思えていることが理想だし、そういう気持ちを持ってもらうには、メンバー全員の会社やプロダクト、業界、そして他のメンバーへの愛を深める必要があると思います。引き続き社内広報としてアプローチを続けていきます。

個人的な目標

個人的な目標としては、弊社の携わるリユース業界を、広報という立場から盛り上げていきたいと思っております。
今でこそフリマアプリの存在で身近になったリユース。リユースという言葉だけ聞くと良い印象を持つ人が多いですが、実際のリユース事業者、例えばリサイクルショップやブランド品の買取専門店などについてはそうとは限りません。まだまだ新品と中古品に垣根があるとも感じています。しかし今後循環型経済をスタンダードにするには、リユースと意識しなくてもリユースしちゃってる世界を創り出す必要があります。そのためにリユースを正しく世の中に伝え、理解を促進し、当たり前の選択肢として存在する世の中にしていきたいと考えております。


予想通りとても長くなりましたが、私の5年間を最後までお読みいただきありがとうございます。NOVASTOでの働き方をイメージしてもらえたり、キャリアにおける参考になっていれば幸いです。

株式会社NOVASTO
NOVASTOでは【いい循環から 最適なコーマス体験を。】をミッションとしております。 近年、大量生産・大量廃棄問題がメディアでも大きくフィーチャーされ、サーキュラーコマースの重要性が叫ばれる中、「捨てずに売る」が当たり前になりつつあります。 「リユースという選択肢がもっともっと身近に、当たり前にある世界を実現したい。」 私たちNOVASTOは【リユースの総合商社】として、”コマース”という流れの中のリユース領域における様々な課題に向き合いソリューションを提供することで、リユースの価値を高め、売り手にも買い手にも最適な購買体験が世の中に広げるお手伝いをしております。

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