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自由すぎる自由研究【ディズニープリンセス②】

前回の続きです。

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▼目次
①ディズニープリンセス ラインナップ
②世代分け
 ~第1世代~
 ~第2世代~
 ~第3世代~
 ~第4世代~
③第1世代考察
④第2世代考察
⑤第3世代考察
⑥第4世代考察

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④第2世代考察

【アリエル】

オーロラ姫以降久しぶりのディズニープリンセスです。

あらすじ
人間界に興味津々のアリエルは客船に近づき、そこにいたエリック王子に一目惚れする

その時、客船が転覆し、溺れる王子をアリエルが救う

エリックは意識や視界が朦朧とするなか、美しい声で歌うアリエルに一目惚れする

王子の側にいたいアリエルはアースラとの交渉で、声を失う代わりに足を手にいれる(3日以内に王子とキスできなければアリエルはアースラの物になるという条件付き)

人間界で王子に再会するも、王子が手掛かりにしていた声が出ないため気付いてもらえないが、一緒にいるうちに距離は縮まっていく

2人の距離に焦るアースラはアリエルの声を利用して王子に近づき、結婚までこぎつける

目の前で行われる結婚式にいてもたってもいられないアリエルは仲間とともに式をぶち壊し、アースラを倒す

声を取り戻したアリエルは王子と結ばれる

アリエルの性格
1)好奇心旺盛

人間界に近づいてはいけないという父エルトンの言うことをきかず、人間界に興味津々。海に落ちている人間界の道具を集め、コレクションにしています。

2)おてんば
フォークで髪をとかしたり、巻きタバコで灰を撒き散らしたり、おてんばエピソードが満載です。

3)熱中すると一直線
コレクション集めに熱中しすぎて大切なコンサートをすっぽかしてしまいます。また、エリック王子に熱中しすぎて自分の声を犠牲にすることも厭いませんでした。

→やりたいこと欲しいものはどうしても手にいれたい、自由でいたいアリエルはザ末っ子系女子でした!(実際アリエルは末っ子です)

ps.アースラを倒す際、父エルトンがアリエルの代わりに自分がアースラの物になることを即決します。大事な娘のために迷わず決断する姿は感動的でした。また、アリエルが人魚として生きるか人間として生きるかの選択をアリエル自身にさせるシーンからも、娘の幸せを願い優しく見守る父の姿がうかがえます。理想のパパ像ですね。

【ベル】

あらすじ
人を見た目で判断する王子自身が野獣の姿に変わるが、バラの花びらが散るまでに真実の愛を見つけないとその呪いは解かれない

ある日、村の変わり者と言われている美女ベルの父が野獣の住むお城に迷い込み捕まる

ベルは父の解放を要求。自分が身代わりとなりお城で暮らし始める

次第に野獣の優しい一面に惹かれていくベル

そんなある日、村人たちが野獣を倒そうと城を襲う

襲撃にあった野獣は息絶え、最後の花びらも散っていく

ベルが野獣に泣きながら愛の告白をすると魔法がとけ、野獣は人間にもどり、2人は結ばれる

ベルの性格
1)周りの目を気にしない
どんなに村人から変わり者だと言われても、自分を曲げず好きなことに真っ直ぐです。

2)一目惚れしない
村1番の男と称賛されるガストンにどれだけ告白されても全く揺らぎません。むしろ引き気味です。
一方、野獣には一緒に暮らしていくうちに心を開き、彼の優しさに焦点を当てていきます。次第に愛が芽生えました。プリンセス初、時間をかけて好きになるタイプです!

3)好きなものには一途
読書なんて変だと言われても、大好きな読書をやめることはしません。また、変わり者扱いされている発明家の父のことを誰よりも近くで見守り応援します。怪我した野獣に対しても、献身的に治療をしていました。

4)少々頑固であまのじゃく
この部屋には入るなと言われると逆に気になって入ってしまうベル。そこは野獣の部屋でした。怒られたベルはお城を飛び出し狼に襲われますが、野獣に救われます。にも関わらず怪我したことを野獣のせいにします。
野獣「逃げ出すお前が悪い」
ベル「怒らなかったら逃げなかったわ」
野獣「部屋に入ったお前が悪い」
ベル「怒りっぽいのが悪い」
すごい頑固ですね笑 
人間味があってこれはこれで可愛らしい、、、

→優しさと強さを持つベルは、好き嫌いがはっきりしていて好きなものには尽くす系女子でした!

【ジャスミン】 

あらすじ
宮殿での窮屈な生活に息が詰まり、こっそり抜け出すジャスミンと出会うアラジン

ジャスミンに気に入られようと、魔法のランプで貧困な姿から王様に変身する

一方、王国を乗っ取るためジャスミンとの結婚を企てるジャファー。アラジンから魔法のランプを盗み、魔力を手に入れる

アラジンは本来の姿に戻ってしまい嘘がバレるが、ジャスミンとともにジャファーに立ち向かいやっつける

王国を救ったアラジンは称えられ、ジャスミンと結婚する

ジャスミンの性格
1)縛られたくない自由でいたい

宮殿の中での狭い生活力、自分の意思とは無関係な法律に沿った結婚に我慢できず、こっそり宮殿から抜け出します。そして市場でアラジンに出会います。彼は裕福ではないものの、自由を持っています。自分が求めている物を持つアラジンと一緒にいることで、次第に惹かれていきます。

2)運動神経が良い
宮殿から逃げる際、高い塀を登って外に出るジャスミン。人目を盗んで裏口から出るという手段もあるのに大胆ですね。市場で商人から逃げるシーンでも、ビルとビルの間をいとも簡単に越えてしまいます。なかなかの運動神経です。

3)機転も利く演技派
買い物の仕方を知らないジャスミンが商人に怒られているとアラジンが助けにきます。2人は初対面にも関わらず、アラジンのアドリブに見事対応し“可笑しな妹“を演じました。また、魔法のランプをジャファーから取り返す際には、機転を利かし好きでもないジャファーとキスをしてジャファーの気を反らします。好きな人の前で興味ない相手とキスするなんて!辛いだろうな、それを見ているアラジンも辛かっただろうな、、、

→冒険心が強く、腹をくくった行動を次々とするジャスミンは演義派女子でした!

ps.ジャスミンに近づくために本当の自分を偽るアラジン。私たちもこういうこと無意識のうちにやってたりしませんか?本当の自分を受け入れてもらえないんじゃないかという不安やコンプレックス、劣等感、、、その背景には様々な想いがあると思います。しかしアラジンが「ドブネズミ」に戻った後、ジャスミンや仲間のために勇敢に戦った姿は本来のアラジンの良さが全面に出ていてかっこよかったです。自分を愛し素直でいる難しさ、それができた時のかっこ良さも、本作を通して学べます!

第2世代まとめ】
今いる世界の外側に興味を持ち、自分の意思で行動していくスタイルになってきました!恋愛においても受動的ではなく、中身まで見た上で判断する女性像でした!

次回第3世代以降もお楽しみに!

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