【シンポジウム】 アーサー・ビナード×関口涼子×多和田葉子×李琴峰「移動するアイデンティティ」 (文學界2022年6月号)
☆mediopos2746 2022.5.25
基本的に日本語でしか話せないけれど
物心ついてからじぶんの使っている
日本語なるものに違和感を感じて生きてきた
アーサー・ビナードが
「日本に来て日本語を学び出した一九九〇年」
「当時二十二歳だったぼく」が
「自分のことを何て呼んだらいいか悩んでい」たように
ちいさい頃から
「自分のことを何て呼んだらいいか」も悩みの種だった
「ぼく」と言えばいいということはわかっていたのに
その一人称表現がどうにも違和感がありすぎて
じ