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【アルゼンチンW杯U20観戦記】vsコロンビア戦 ~折鶴に例えてみた~ @Estadio unico DIEGO armand MARADONA


ご訪問ありがとうございます。
アルゼンチンでの移住生活の出来事を綴っております。


アルゼンチンに降り立ってから、サッカーの試合を観戦することもなかったのだが、U20のワールドカップに日本代表が来るってことなので、重い腰を上げて会場に向かうことにした。


1.会場に到着

Estadio unico DIEGO armand MARADONA



大きなトラブルもなく会場に到着する。スタジアムのあるLaplataは住んでいるエリアからは2時間ほどの場所。
手荷物の検査は厳重で、ペットボトルや水筒の他、雨模様だったのに折り畳み傘も持ち込むことができなかった。



エリア内にある大きな木?を目印に置いていけ、とスタッフに促されるがままに傘と水筒を預けて、無くなることも覚悟しながら会場に入る。
傘も水筒も無くなることはなかった。アルゼンチンでこれは奇跡みたいなことだなって感動したりして(笑)。


観衆は3700人という発表



何とか国歌斉唱の時間にも間に合った。できればこの国際試合の雰囲気を味わいたかった。
アルゼンチンで聞く「君が代」と日の丸はちょっと感慨深かった。


2.試合開始


そして時間通りに試合開始。
終始、コロンビアのペースで試合が進んでいく中で日本が先制!

セネガル戦で一勝していたこともあり、日本がペースを握っていくものと思っていた。後半に入って、コロンビアの攻めに耐えきれずに失点してしまい、そして逆転を許してしまった。

スコアは 2-1 での敗戦、素人ながらに感じるものがあった。
応援に行ったつもりだったが、点差以上に力量の差を感した試合だった。

先制してもペースが掴めない日本と、リードしたら徹底して守り切るコロンビア。戦い方を熟知したような差を感じずにはいられなかったのだ。



しかし、日本にも良いプレーはたくさんあった。
松木玖生選手の目の覚めるようなワンタッチパス。
佐野航大選手の吸い付くようなトラップ。

素晴らしいプレーには必ず準備動作がある。
イメージと違う体勢でも自分の形にできるかどうか。
そこにコロンビアとの差を感じてしまった。

14歳はこの戦いで何を感じたのか



3.サッカーを折鶴で例えてみると


今日のサッカーを折り紙に例えるなら
鶴を折る初動において、最初の角を合わせて折り始めるのが日本。
そうでないといけないと教えられているので、丁寧に揃えて折っていく。

逆にコロンビアは最初はともかく、目的は折り紙で鶴が完成すること。
最終目的が明確なので、全員がそれに向かうことで一致していた。



最初の一手が気持ち悪くて踏み込めない日本。
鶴を1つ仕上げる、完成させることだけが明確な目的のコロンビア。

フェアでスポーツマン精神に溢れていようと
結果が負けでもOKという話ではないのが世界の舞台。


日本人が物静かな人種に見えてしまうことが
如実にプレーに出てしまっていると痛烈に感じた一戦。



U20とはいえ、これからA代表に上がっていくであろう選手たち。
まだワールドカップは終わっていないけど、この舞台で感じた経験が生きていくことを願っている。



4.振り返り動画も


そして、後半のヤマ場のプレー動画だけは撮影することができた。
PKのシーンだが、これに対して良し悪しを言う立場ではないし、プレーヤーは全力でプレーしていることに違いはない。

ということで、有料での閲覧とさせていただいてこれについてのコメントはせずに記録として残しておきたい。

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