【考察】友よ~この先もずっと
まさか、こんな形で回帰するとは思わなかった。
https://www.uta-net.com/song/205232/
1.この曲との出会い
アニメ映画の主題歌ということだけではなく、長男(現在高2)が中学から寮生活に入ると決めた時に耳したことが出会いだった。
決して新しい曲ではなかったけれど、小学生なりの決心と親が子離れしなければならない決意とが入り混じる胸中だった。
いつまでも子供じゃない、子供なりに自分の目標があるならそれを親が止める理由なんてどこにもなかったから、背中を押すことにした。
2.それも勇気だった
ただ子供の背中を押すこと、それは心配はしても不安になってもさせてもいけない。それが親の勇気なんだって思っていた。
寮生活で家を飛び出すことに不安を口にしない12歳、そんな姿を見てこっちが背中を押されているような気持ちにさせられた事を思い出す。
3.『何十年先も友達って思ってる』
アニメソングの1フレーズとはいえ、こんな歌詞があることが凄いと思った。何でも話せる友達がいたことを忘れない、そんなフレーズが旅立つ前の彼の背中とリンクしていたのかもしれない。
夢を諦めたいと思ったら連絡してこい。父としてはそれしか言えなかったし、もしそんなことがあっても連絡し難いだろうとは思っていた。でも、背中を押すだけしかできない親って、それ以外にできることってないんだとも思ったんだ。
4.これがとあるMVだった
おでんを食べる映像が淡々と流れるだけのMVだった。この存在を最近になって知ることになるのだが、
そんな気持ちが素直に発信できる友達でいたい。何歳になっても気持ちで話す仲間の存在に「ありがとう」と伝えていきたい。
そんな仲間と笑って過ごす時間が何よりも貴重であること。それに気づく環境にいられることを幸せに感じて、今日一日を過ごしてみたい。
そして、明日が笑って過ごせる一日になりますように、人に笑ってもらえる人生って誰にでもできることじゃないんだから。
5.何でも言い合える存在
そんなことを急に思い返してみたくなった。
友って呼べる存在、それが時には言い合い時には争っているから分かり合えると言える存在であること。
大人になると社交辞令が入り混じり、日本人には「空気を読む」って文化が面倒なことを複雑にしてしまう環境。海外から来日すると、日本人の「空気を読む」に理解ができないということも耳にする。
本気で話すことのできる存在が身近にいるかどうか。感情を抑えることを良しとするのか、それをストレスとして受け入れることを訓練するのかという選択でもある。
年齢を重ねるほど、吐き出す場所を失うという悪循環こそが人生最大のストレスなのかもしれないって思う出来事だった。
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