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人間関係だけで偉くなっても行き止まり   ~日本で感じていたこと~


ご訪問ありがとうございます。

アルゼンチンに移住して一年。
楽しい日常と日本を振り返ってお送りしています。



人間関係での記事を書いてみた前回
思った以上にストレスを抱える人が多いのかなぁと感じた。


生きる上で必要なことではあるけれど
人間関係という単語が便利なのか?って思うこともある。



1.日本にいた時のこと


日本でのサラリーマン時代のこと。
人あたり(世渡り?)だけで地位を得ている人が多かった。

中小企業と言われるレベルの集合体。
何もないのにその地位にいることが不思議で仕方がなかった。


AMIGOとの学校帰り


『人間関係だけで偉くなるな』
そんな言葉を耳にしたことがある。

もちろん、人間関係が不要のものだとは言わないが
それだけで得た地位に、人はついてこないということ。

自分の経験があるからこその背中であって
人の真似だけの薄っぺらさは隠すことができない。


カフェで見つけた猫と


2.日本で思っていたこと



そこまでして出世しようなんて思っていなかったし
自分の信じたことで得られる評価が有難いと思っていた。


出世する人は成功を目指す
出世しない人は失敗を避ける

当時の会社には尊敬に値しない上司がたくさんいた。
失敗したくないから、発展的な話ができない『老害』たち。


言われたからやるというだけのスタンス。
そして人間関係だけで構築された職位と立ち位置。

仕事以外でも人間として魅力がないと人はついてこない。
発信力がない人の言動には厚みがないことに気づいた。



3.人間関係に悩んだら



人間関係に悩んだ時には
その相手を「可哀想な人」だと思って見てみる。

すると悩んでいることの半分は解決する。
自分を俯瞰で見ることができるからかもしれない。


苦しい時に一度立ち止まれるかどうか。
急いで歩く自分を止めてみるのも必要なこと。

歩きながらでは見えないこともあるし
止まって振り返っても憶えていないこともある。



4.悩みの大きさ


過ぎてしまうと、悩みなんてちっぽけなものでしかない。
そこしか見えていないから大きく感じてしまうだけ。


立ち止まるって勇気のいることだけど
止まることは『失敗を避ける』ことじゃない。

成功のために必要な失敗もあるし
失敗は成功につなげればいいだけのこと。

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