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新規就農希望者に感じたモヤモヤが東京で明確になった話!

今回の話は凄く個人的です。
農業をやると決めてから7年。
準備を続けていく中で感じた新規就農者へ対するモヤモヤが「こういうことか」と見えてきた話です。
学校もテレワークも出てこないので、気楽に見て頂ければと思います。


オードリーと東京の友達から受けた刺激!

先週、東京に行ってきました。
学生で収入も激減している中で、出張でもなくプライベートで東京へ。
1年前から行くと決めていましたが、それはオードリーのオールナイトニッポンin東京ドームをみに行くためです。

東京ドームに53000人集客しイベント開催という類を見ない出来事をこの目で見届けたいから。
結局、ドームのチケットは手に入らなかったのですがラインキューブ渋谷のライブビューイングのチケットは当たったので多くのリトルトゥースと温かい空間で見れました。

ライブは最高の一言。

その次の日は東京で働いていた時の同期が独立して出したお店に。
同じ会社で働いていたのは3年程度でしたが、その後も一緒に仕事したり鳥取に来てくれたりと交流があったので社会人になってからは最も仲の良い友達です。(婚姻届の証人にもなってくれました)

お店の準備段階では行っていたのですが、オープン後ははじめて。
お店はセンスの良さと居心地の良さがちょうど良い按配で流石の一言。

やりたいことやってるな。と思うと同時に刺激を受けていることを実感しました。

前日のオードリーのライブから感じた感覚と同じ様な刺激。
改めてがんばろうと思いました。

友人のお店はスキが詰め込まれた空間!

やりたい事やるためには信用を得ないといけない!

オードリーと友人を同じには見ていませんが、やりたいことをするために多くの「やらなきゃいけない事」をこなしてきたことが容易に想像つきます。
オードリーのラジオを聴くようになって14年。
少しずつイベントの舞台が大きくなり、東京ドームにたどり着く様は感情的になりました。

友人も一緒に過ごしていた20代頃から考えると家族もできて責任もある立場に。
家族のある人間が独立して、不安定な立場になるという事を家族に理解してもらうに相当な覚悟と戦略が必要です。

僕も農業をやろうと考えてから農業大学校に入るまで、7年近くかけて準備をした人間。
家族から反対は無かったのですが、不安を口にされたことは何ともありました。

それらを全て払拭はできませんが、ひたすら対応してここまで進んだというのが現実。
とにかく「何とかなる」という言葉は使わずに「こうするから大丈夫」と説明出来るようにしてきました。

それでもまだ、不明確な将来ではありますが…。
自分よりも「やらなきゃいけない事」をやり続ける尊さを友人やオードリーから受けた刺激はこれからの自分には大切なものだったと思います。

仕事が嫌だから農業やるに感じる違和感

ここまで書いてみて思ったのですが、ここ最近、結構モヤモヤする感情に苛まれていた事が発覚。

というのも新年になり、自分の周りにも新しく農業をやってみたいという人がちらほら出てきました。
相談されたり、学校で会ったりと様々。

ほとんどの人が農業でこういう事やってみたいたいった具体的な目標を持っている方です。

一方で「都会であくせく仕事するのが嫌になったので田舎で農業して暮らしたい」といった人や「人付き合いぐ嫌なので、農業で自給自足の生活をして暮らしたい」といった人も。

そういった人の中には何を作るかも未定で、住む場所もまだ決まっていない。
さらには家族から反対されているので、1人で移住するといった人もいます。

勿論、そういった考えが間違いとは思わないのですが、何となくモヤモヤする自分が。

農業でどうやって生活していくか?
農業こそ人付き合いが大切な事はしっているのか?
家族にはどんな話をしているのか?

といったことが気になって仕方ないのです。

人それぞれなので、僕が何か言える立場では無いのですが…。
それでも農業が本当にやりたいなら「それに対する準備をもう少しするべきなのでは?」と思ってしまうのです。

この感情がどうにも言語化できていなかったのですが、東京に行ってみて少し明確化。

やりたいことをするにはやらなきゃいけないことをやる。

この思いを改めて胸に刻んで農業の勉強とテレワークを続けていこうと思います。

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