慢性期の失語症はどのように改善する!?
皆さんこんにちは😄♫♬
臨床BATON 336日目を担当します、訪問リハビリでスーパーSTを目指すyuccoです。
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#臨床BATONスーパーST
脳外臨床研究会山本秀一朗のセミナー動画とセミナーレポートをまとめたnoteはこちらからどうぞ💕
新人教育や日々の臨床の悩みのヒントが見つかるかも❣️
《はじめに》
急性期で勤務することが長く、意識障害の回復に伴い脳の浮腫や出血が吸収されることで言語機能も改善し、回復期リハビリへとバトンを繋いでいました。
訪問でのリハビリを担当させてもらう中でも、何年経っていても言語機能の改善ができることを患者さまが教えてくださります。
今回は、脳の機能として急性期と慢性期では改善の仕方が異なるのか?
言語機能はどの機能から回復していくのか、順序性があるのかを文献から整理してみたいと思います。
《失語症の機能回復における神経メカニズム》
言語中枢は主に左半球に優位に存在するといわれており、右利きの人の約95%、左利きの人の約65%が言語野が左半球にあります。左右半球に言語野が存在する人もいると言われています。
左半球に多くあるとされている言語機能だけでなく、表情や声のトーンなど非言語的な要素も加えたコミュニケーションと捉えた場合には右半球は大きく関与しており、言語的要素としても比喩表現やユーモアの理解などの機能が存在しています。
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