
車椅子自操獲得に向けたOTの具体的な取り組み ~生活範囲の拡大に繋がる移動手段の獲得~
皆さん、おはようございます!
本日も臨床BATONにお越しいただき、ありがとうございます✨
臨床BATON 167日目を担当させていただく作業療法士の『よっしー』です。
僕は回復期リハ病棟に勤務しており、脳血管障害の患者様や認知症を呈した運動器疾患の患者様を主に担当しています。
回復期病棟では早期よりADLを獲得してもらうことを目的に、多職種で情報共有をしながら担当患者様の動作獲得を目指しています。
今回、早期ADL獲得に繋がる移動手段の1つである『車椅子自操』をテーマに共有します!
ブログを読んでいくことで、片麻痺患者様の車椅子自操を獲得するためのポイントやアプローチのきっかけになります。
是非、病棟・施設内で車椅子自操獲得を目指している方や生活範囲の拡大を目指している方に届けたい内容です👍
☆移動手段獲得のメリットとは?
車椅子自操や歩行など移動手段の獲得が出来ている患者様と出来ていない患者様では、どのような病棟生活を過ごされているイメージがありますか?
僕は、病棟内での患者様の行動を見ていて、以下のようなイメージを持っています。
これらのことから、移動手段を獲得することは『患者様の活動性向上やリハビリ以外の病棟内生活の自由度向上』に繋がります!
そこで、早期より自立歩行獲得が難しい患者様に対して、OTとしてまず『車椅子自操』の動作獲得を目指すことにより、『早期から生活範囲の拡大に繋げることが可能』となります!
☆車椅子について
車椅子自操に必要な車椅子の調整の工夫など具体的な内容に関しては、以前の僕のブログをご参照ください!
☆車椅子自操を指導するために必要なこと
1.知識編
車椅子自操の方法として、『上肢による上肢駆動』・『下肢による下肢駆動』・『非麻痺側上下肢による片手片足駆動』の3パターンがあります。
片麻痺患者様は、『非麻痺側上下肢による片手片足駆動』の車椅子自操方法を指導することが多いです。
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