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ugto310
ぶんまわし歩行を放っておくと危ないですよ…
お疲れ様です。はらリハです。
脳卒中後遺症の影響から歩行時に…
☑︎ 脚が重たい
☑︎ 脚が引っかかる
☑︎ 脚が真っ直ぐ振り出せない
☑︎ 脚が物にぶつかる
など、
歩く時の振り出しにくさを感じていませんか??
もしかして、脚を外側から回して降り出していませんか?
それを放っておくと、様々な問題が起きます。
ぶんまわし歩行とは?
ぶんまわし歩行とは…
麻痺側の脚を振り出す際につま先が床に引っかからないように外側に振り回しながら歩くスタイル
を専門的に「ぶんまわし歩行」と呼びます。
ぶんまわし歩行で起きる障害
大きく分けて2つの問題があります。
① 歩行の効率性と速度の低下
② 二次的合併症の出現
この2つが起きます。
① 歩行の効率性と速度の低下
1つが『歩行の効率性と速度の低下』です。
単純に考えて、真っ直ぐ振り出すほうが、外側から回すより楽なので、必要なエネルギーも少なくなり、疲れにくいです。
また、振り出してから、支えてるときに、振り子の原理と呼ばれる、筋活動を極力使わずに、効率的に降り出すことを阻害する為、疲れやすいに加えて、歩行速度も下がります。
つまり、ぶんまわし歩行では…
☑︎ 疲れやすい
☑︎ 歩くスピードが遅くなる
が、起きます。
② 二次的合併症の出現
2つ目が『二次的合併症の出現』です。
ぶんまわし歩行は本来の身体の使い方ではないので、過度に頑張っている筋肉が出現します。
その為、腰痛や膝痛など、負担の掛かる筋肉や関節には、痛みが出現する可能性があります。
また、歩行の安定性の低下を招くため、転倒リスクの増加から、骨折などの怪我が起きる可能性が高まります。
まとめ
[ ぶんまわし歩行のデメリット ]
✓腰痛や膝痛の原因となる
✓麻痺側下肢の関節可動域制限と筋力低下を招く ✓装具や杖などの補助具を外すことが出来ない
✓障害物にぶつかりやすく、転倒リスクを高める ✓麻痺側下肢の不使用の学習を促進(麻痺側下肢を使わないように)
✓麻痺側下肢が重く感じる
✓歩行の効率性が悪く疲れやすい為、長距離歩行ができない
✓足首のクローヌス(足首や足趾が勝手に動く)が出現しやすくなる
人によって、ぶんまわし歩行が原因で起きる症状や、日常生活での不便さは様々ですが、この方法で歩行を続けると、上記のような二次的合併症、機能低下、歩行障害の要因になります。それを避ける為にも、しっかりとぶんまわし歩行の知識と対策を学びましょう。
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