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娘がおっぱいとさよならした話(1日目)

「断乳しよう」
夫が言った。

ここ数日、夫が寝かしつけをする時、
「かか、パイパイ」と娘が泣き叫ぶ事が、精神的に辛いらしい。

娘はもうすぐ2歳で、私は本人からバイバイするまで吸わせようと思ってた。

だから、急に止めるなんて寂しい。

私の寝かしつけの負担は少ないけど、
夫はそうじゃない。

「私が寝かしつけするよ」というと、

「今まで2人でやってきたのに、それはフェアじゃない」
だそうな。

なんたる育児への当事者意識。拍手。。


初日、アンパンマンシール作戦。

「パイパイばいばいよ、」と声かけて、おっぱいにアンパンマン貼った。

もっと動揺するかと思ったら、ベリっ!と勢いよく剥がされて終わった。笑

「パイパイ」と娘がいうたびに
「パイパイアンパンマンよ、バイバイね」と伝える。

その度に混乱したような泣き方をした。


寂しいよなあ、本人は甘えたいし、
落ち着くんだもの。
少し胸が痛んだ。

まあ、初日からバイバイは無理と思っていたので30分くらい攻防してからおっぱいした。

スンスン泣きながら寝た。
私に覆いかぶさるように寝た。
胸がじんとした。

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