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通信大手キャリアから変えない理由を考察#227

最近、通信関連の記事が多いこと、ご了承下さいませ。

自分の思考の整理の場として使わせていただいている気持ちが強いので、興味がない方はスルーで大丈夫でございます🙇‍♂️


ドコモ・au・ソフトバンクの試作

大手キャリアのドコモ・au・ソフトバンクには、他社にお客さんが流れないようにする為に共通の施策があります。

▼流出防止施策
❶機種代金の4年分割縛り
❷二年契約の解約金制度の名残
❸キャリアメールの縛り

少し説明します。


❶機種代金の4年分割縛り

機種変更するなら、ショップで!

という方がほとんどだと思いますが、それは大手キャリアの思うツボでございます。

iPhoneが欲しいなら、Appleから直接買ったり、そこで分割したほうが断然安いです。

ですが、iPhoneにしても、Androidにしても、「5G対応の最新スマホが出ました!!」と大々的に宣伝して、10万円をゆうに超える機種を48回分割で安く安く見えて、変えさせます。

カスタマーの心理としては、機種代金入っても、月々の携帯料金が変わらないなら、変えてもいいかな?となります。

そんな、お客さんを毎日見ています。

そんなこんなで、分割金があるから、会社を変えられない。事実、機種代金が残っているから替えるのがネックになったり、そもそも24回分割と聞いていて実は48回分割だったという認識のお客さんも山ほどいます。

そんなことでは、いつまで経っても、携帯料金は安くならないし、大手キャリアの施策の罠に見事ハマってしまっている状況です。

なので、替えられないと思っている方が多いと予想しています。


❷二年契約の解約金制度の名残

2019/9月末をもって、大手キャリアの解約金制度はなくなりました。

これでようやく、乗り換えが自由になったかと思いきや、実は2019/9月前の料金プランを使っている方は未だに、解約金が10450円(税込)かかります。

プラン変更してから、翌月に解約すれば解約金はかからないのですが、まだ法律が変わったばかりなので、全員が解約金かからなくなるにはまだ時間がかかりそうです。

つまり、格安SIM等に乗り換えようとしても、まだ解約金がかかってしまうということです。

乗り換え直前にそのことをしって、やめる方が結構おおい。

プランを変えれば問題ないのですが、熱が冷めることに変わりはありません。


❸キャリアメールの縛り

キャリアメールという、悪しき習慣が乗り換えを妨げている場合もあります。

例えば、@softbank.ne.jpのアドレスをメインで使っていようものなら、乗り換え時にこのメールアドレスは未来永劫使えなくなるので、それが乗り換えの足かせになることも多いです。

普通にGメールかiCloudメールを使えばいいと思うのですが、昔から使ってきた方からすれば、手間。

料金を安くする為にどこまで、手間に耐えられるかという、心理戦略が大手キャリアにはあります。

キャリアとしては良かれと思ってやってるように見せかけているサービスですが、かなり根が深いと感じます。

それ故に、格安SIMに踏み切れない方も多くいることでしょう。


終わりに

通信料金を安くする為には、大手キャリアの施策をあらかじめ知っておくことが重要です。

敵を知れば百戦危うからず

しっかり対策しておきましょう!

最後までお読み頂きありがとうございました。

(1384文字/執筆時間20分)

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