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タスクはすぐにメモに書きましょう

タスクはとにかく書き出した方が良い。

こんなこと忘れるはずがないとか、これくらい覚えていられると考えて、「後でやろう」とすると大きな間違いを起こします。

タスクそのものを忘れてしまうこともそうですが、タスクが頭の中に残ることで、「ワーキングメモリー」を使用てしまうからです。

ワーキングメモリーとは頭の中の黒板というとわかりやすいかもしれません。
頭の中に机くらいの黒板があると想像してください。

そして、授業で先生が大事なことを言うたび、黒板に書き込まれていきます。
そうして黒板が描かれていくと、次第にかける場所がなくなります。
すると、描かれている何かを消して、新しいものを書き込みます。その時点で消されたものは忘れてしまいます。
また、一度にたくさんの大事なことを言われると、何か一つ二つ書き漏れが生じます。

このように、頭の中には留めておける情報量は限られています。
基本的には 7±2くらいとされています。

人間の脳なんてそんなもんなんですね。
だから、脳に頼らずに紙に書き出した方がいいのです。

だからこそ、上がってきたタスクはとにかく書き出した方がいいんです。
書き出した後に、優先順位をつければいいのですから。

自分の脳を過信して、メモに残さないことが一番の間違いです。
メモせずに覚えていることが立派なのではありません。

与えられた課題を適切に処理できることが大切なのです。

新しい仕事、慣れない人との作業など、環境変化の大きいときには、さらにワーキングメモリーは圧迫されますので注意してください。

それでは、何かタスクが生じた時はすぐにメモにして脳の外に出しましょうと言うお話でした。

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