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今日は本のご紹介です。

苫米地先生の書いた、「脳を味方につける生き方」です。

自己洗脳の技術が書かれた本です。
「なりたい自分になる」「夢を叶えたい」「職場で昇進したい」「ダイエットを成功させたい」など人には様々な思いがあるかと思います。

この本では、それらに対して、「なぜ自分は変われないのか」・「変わっていくためにはどうしたら良いのか」といったことが書かれています。

 私の印象に残った部分を中心に紹介していきます。

◯ 心の壁を取り除く

 私たちに多いと思われるのは、他人に対する恥じらいの気持ちではないでしょうか。
 何かをやろうとしても、発言しようとしても、「笑われたら恥ずかしい」「失敗したら恥ずかしい」などと考えてチャンスを逃してしまいます。
それこそが、心の壁「無意識のブレーキ」と言われています。
 人間にはホメオスタシスといった機能があり、それまでの自分の状態に留まろうとする習性を持っています。

 だから、何かを始めようとしたりすると「やめておけ」と無意識に反応し、行動を起こせなくなってしまいます。

 別の書籍では、コンフォートゾーンなどと紹介していますが、自分にとって快適である今の状態から人はなかなか抜け出せないのです。

◯ 最初はハッタリでも良い。「なりたい自分を演じてみること」

 この無意識のブレーキから抜け出すためには、なりたい自分を演じてみることだと書かれています。
 万が一笑われたとしても、演技しているのですから本当の自分ではないといった心理が働きダメージが減るそうです。(ここに関しては、本当かよって思いますが、、、。笑)

 なりたい自分を演じて、その空気感に周囲の人を巻き込むことができたら、こっちのものです。
 ポイントは、深呼吸をして全身の菌を弛緩させリラックスします。
その空気感の状態で、一人一人の目をしっかりとみます。
これだけで、相手は自分の空気感に引き込まれるためその場をコントロールしやすくなるようです。

◯ 抽象化能力を高める

 ここは読んでいて一番理解が難しかったですが、恐らく少ない情報量で多くのことを感じとる能力ではないかと感じました。

 本の中では、うどんを使用して練習する方法が紹介されていました。
うどんを見たら、五感で感じとるようにするそうです。
見た目(視覚)はどうか・香りは?(嗅覚)・触った感じは?(触覚)のように聴覚も含めて五感でどのように感じるかを処理していきます。
これをすることで、仕事でどのような課題が振られてもその作業を分解して考えることができるため抽象度が上がっていくとのことでした。

◯ 自分の感情を大切にする

 これは当たり前のことですが、中々できていない人も多いのではないかと思いました。
 誰にもでも夢や希望はあるかと思います。
 それでも、それが本当に望んでいる夢なのか。そこは疑問を感じている人も多いのではないでしょうか。

そんな時は、「止観」という技術があります。
座禅のような姿勢で座り、自分の夢が叶った状態をイメージします。
その時に、夢が叶った嬉しさがしっかりと感じられているかを確かめます。

もし嬉しさがさほどないようであれば、それは本当の夢ややりたいことではないのかもしれません。


本書で最後に言われていたのは、

「未来は自分で選択するもの」

ということでした。

そのためには、自分の気持ちを大切に、行動していくこと。

これが大切なの今はだと言いたかったのかなと感じました。

 今は様々な書籍も販売されており、テクニックも非常に多く紹介されていますが、まずは自分が何をやりたいのか。
 本当に目指すものは何なのか。
これをはっきりさせていく必要があることを改めて感じました。

1冊30分読書。
中々いいかもしれない。。。

それでは。

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