ピラティスという可能性について
1月から3ヵ月間、ピラティスの講座を受けることにした。
ピラティスは、第一次世界大戦中にドイツの看護師ジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティスが、負傷兵にリハビリとして提供したエクササイズからはじまったとのこと。また、ジョセフ・ピラティスのメソッドは「コントロロジー」と名付けられたそうだ。
私としてはピラティスの説明を読むと「インナーマッスル」という言葉が出てきて、体幹を整えられる期待を持って始めた。
体幹を整えたい、というよりは厳密には不随意筋をもっと意識して動かせるようになりたいのである。
不随意筋は、インナーマッスルという言葉の方が有名なのでそこに含まれてしまう場合が多いが、古武術を扱う人の話によれば厳密には違うらしい。
不随意筋に注目する理由として、丹田を扱えるようになることに繋がることがある。丹田を扱えるようになると、肝が据わるというか、自分が自分でいることにまったく迷いがない状態でいることができる(と解釈している)。
そのような状態でいるとどんなメリットがあるかというと、人と話していてすべて自分の内からくる純粋な言葉を選べるようになる、会議や講義などでエネルギー溢れる声や印象を相手に届けることができる、文章が次々と湧いてきてフロー状態で進めることができるなどである。
私はフロー状態に何度かなったことがある。
バスケの試合で、無我夢中になった時に相手の動きがスローに見えて、いとも簡単にシュートが決められるようになったのだ。
実は小学生~社会人初めまでやっていたバスケット人生で、その状態になれたのは3回ほどしかない。あくまで記憶の範囲ではある。
無我の境地とも言うべくその状態に、自分で入れるようになったらどれだけパフォーマンスが上がるかは想像のとおりである。
スポーツ選手は、いかにしてその状態に入るかがカギであり、意識や精神について学ぶ者が多いと聞いた。
そんなわけで、直接的に丹田を使いこなすこととは少しずれる可能性もあるが、まずはインナーマッスルについて学び、実際に身体を動かし実践して、感じを掴もうとしている。
実際にやっていて気づいたこと、読者に役立ちそうなポイントは引き続き自我理解マガジンに書いていこうと思うので、よかったら購読してほしい。
自分を知り、よりアップデートしていくためにできることを、引き続き言葉としてここに残していきたい。
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