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「オタク」の概念、もはや形骸化?って話です。

「オタク」を自称できますか?って話です。

オタク・・・って言葉、身近になったのもあったり・・・、市民権を得たのかな?という感じで、概念自体が形骸化(=中身がないような感じ)してません?って思う話です。


〇コテコテの「オタク」

悪意があって言っているわけではありません。

今でもきっと、いらすと思います。アニメのTシャツ着て、チェックTを羽織って眼鏡をかけ、リュックを背負ってポスターがそこに突き刺さってる・・・みたいな。トップ画像のようなまさに典型的な「オタク」の人は、ゼロではないと思うのです。

コテコテなね。コミケとかにはいらすのでしょうか。

見かけるってことはあまりないですけど・・・。いるものじゃないかなあと思うのです。でも絶滅危惧種と言えばそうだと思います。

〇オタクの定義

これまた私の記事でお決まりのテーマと言うか・・・、「単語」を対象としているので、個人によってオタクの解釈って変わりませんか?て思うのです。

どこからが「オタク」なのかって、結局人によって線引きが違うよなって思うのです
どこからがオタクなんでしょうね。よく引き合いに出されたり揶揄されるのが「ワンピース読んでる」とか。これって・・・例えば全巻持ってて今でも毎週ジャンプ買って読んでいるって感じであれば正直な話、結構ハマってますよね。

ロブ・ルッチ


好きなキャラとか並べることができて、その好きなキャラが好きな理由とか、推しの理由とか・・・そういう話ができるとすればもうそれは立派なオタクだと思います
ただこれは私個人の「基準」によるものなので・・・。人によると思うのです。

〇オタクを自称する事、今でも恥ずかしいもの?

なんか昔って、オタクと言うかそういう典型的な文化(=アニメ、ゲーム)に対して積極的に触れてる人って、差別されがちだったというか・・・。
なんというかアメリカのスクールカーストでいうところの「ギーク」とか
「ナード」みたいな感じ
。だからそういう文化に触れていたとしても、結構人前で大手を振って話すような人って少なかったと思うのです。
所謂「隠れオタク」って言葉、10年くらい前にはまだ存在してませんでした?
そのころ丁度自分はそういう文化一切触れてなかったので、隠れオタクって言葉が消し飛んで消えたタイミングが分かっていないのです。

オタクがバレる瞬間

いまってあんまり「隠れ」ないですよね。むしろ公言して回ってる人の方が多い気がします。

いまってまだオタクを公言する事って恥ずかしい事なんでしょうか・・・?
未だ自分は後述する「そもそも」オタク名乗れるの?ってのも含めて、ぼやーっと自分の中のオタク像が明確になってないのもあって知り合い程度の人には公言できていません・・・。

どうなんでしょうね・・・。

〇オタクって概念の変化?と言うよりめちゃくちゃ広義化?

なんかオタクって言葉が、「サブカルチャー」で世間で流行っているコンテンツを追う事をしている人、になっていませんか?って思うのです。

例えば・・・人気のアニメだったり、映画があったとして・・・。そのコンテンツを追っている、そして多くの人とまるでワールドカップやオリンピックを観戦するかのようにリアタイしたり、感想を呟きあったりして・・・。
単純に楽しむ対象がスポーツだったりドラマだったりするものから、アニメとか漫画、映画と対象が広がっただけなのでは?と思う気もしなくもないのです。

スポーツ観戦


そしてその流行りのコンテンツに対して「推し」が出来たりして、その推しのグッズを買ったりとか(これは女性に多いかもしれません)、ライブに行ったりとか・・・そういう事をするのが、令和の「オタ活」なのかもしれないなと思うのです。

一反木綿

それだとすると・・・、自分は当てはまらないのかもしれないと思っていて・・・。

〇自分の中のオタク

最先端というか、流行りのアニメとか漫画を読んでいるわけでもなく・・・、単純に自分が興味のあるコンテンツに手を出して勝手に考察・深掘りして脳内でもにょもにょ整理しながら、こうやってここのNoteに書き殴り続けるくらいで・・・
流行りの話題にはついていけないし、オタクとして(?)持っているべき前提知識みたいなのも結構欠けてて・・・。ジャンプとか全然読んでこなかった(小遣いが足りなくて買えなかったから)ので、全然同世代で漫画の話題とかついていけませんし(親父の書庫にあった白土三平先生の作品とかに異様に詳しいのはそれが理由でもあります)。

自分にある知識と言えばネットゲームの知識とか、古い漫画の話とか、特定の自分が好きなゲームの話位で・・・。平成であればそれも立派なオタクなんでしょうけど、今の令和の時代にオタクって言っていいものか・・・、いやきっとオタクなんでしょうけど・・・、オタクとして知ってて当然だよねみたいな話題を振られたとき、履修してなくて答えられない・・・みたいなことが多くて。逆に自分の詳しい内容を語り合える人が殆どいなくて・・・。
ちょっと寂しい、孤独なオタクなんだろうなーーーーーって思うのです。

だって語り合えるような人リアルにいないから・・・ここにこうやって記事を書いているわけで・・・。

でもその生き方を変えるつもりは無くて。流行りものでも興味があれば見ますし、それで楽しみます。ゴールデンカムイとかすごい面白くて見ていますし、ゲ謎とかも興味があって見たしそれで最高だな~~~~って思って推しもいますし。いつか記事にしたい。

でも何でもかんでも世間で流行ってるものを見るってのはなかなか時間的にもいろいろきついもんがあって・・・。進撃の巨人は読んだし、見たし大好きだけど鬼滅の刃はまだ見れていません。ヒロアカも読みたいなとは思いつつ、まだ読めていないし・・・、呪術に至ってはミリしらも良い所で。

でもかといって「オタク」じゃないよって言えるほどでもないなと思うのです。自分が好きだなと思ったコンテンツだけを摂取して生きてます

相手が(多分)「オタク」じゃないなーって思う人で、仲いい人に対してそういうことを吐露する機会があったら、自分はきっと「オタク」だといえると思います。

ただ、ガチガチの「オタク」の人相手に、自分オタクなんで・・・って言いきる自信はないんですよね。中途半端も良いとこのオタクだと、自分は思っています。

オタクって概念・・・もうちょっと細分化しませんか?

〇生きやすくなったよねオタ活もあるし

これは本当に思います。職場程度の飲み会だったりしたとき、平気で世間話のひとつとしてアニメとか漫画の話題が出るのがスゲーなって思うのです。

結構気さくに、そこそこの知り合いレベルの人同士でもそういったオタク話ってできたりとかして。

ここまでやるのはやり過ぎだよね


後、ゲームの流行りですね。PUBGとかから始まって・・・APEXとか、今すごい流行っているじゃないですか。ヴァロとか。

確かに謎FPSではあった


自分がガキの頃、ネトゲ全盛期の頃って韓国産FPSが粗製乱造と言っちゃあれですけど、バンバン出てた時期なんですよ。そういったゲームをやっている子は小中でクラスに1~2人いるくらいで・・・。マジでそういった「銃をバンバン打ち合うゲーム」をやってる事を公言するのってめちゃくちゃ勇気がいる行動でしたし、

「ウルトラスーパーハイパー根暗犯罪者予備軍」的な扱いを受けるようなもんでした。


パッドでFPSするのも時代って感じ

「銃なんて撃って何が楽しいの?」て感じ。

時代は変わって・・・今は普通に誰しもが「そういうゲーム」をやってて。ハンマーとったとかダブハンとか爪痕とか・・・日常的にそういう話が飛び交ったりする中で、世界は変わったなあって強く思うのです。

これはホントに思う・・・。

まあ、生きやすくなるってことは良い事なので、ガンガンそういう文化を広めていってほしいと思うのです。市民権はもう得てると思うけど、日本の文化としてそれを押し出せばお金にもなるだろうし・・・。

〇オタクって蔑称?

こんな感じでドンドコ定義が広くなって広くなりすぎてもう意味を成していないような言葉になっちゃった気がするよって言った「オタク」って言葉なんですけど、まだ蔑称として使われがちというか・・・、

自称で使う分には「いい意味」で仕えるかもしれないけど、他者に対して「他称」で使う分にはまだ「蔑称」の意味がちょっと含まれている~多分に含まれているのかなあと思うのです

「オタク君」とか「アニメくん」とか、「ゲームくん」って呼ばれたらいやじゃありませんか?
いい気分でそれ、受け取れますか?って話でもあります。


オタク君って言われたい!?


いやこれは「男」に限った話をしてます。私は女性じゃないので・・・、女性の「オタク文化のルール」ってのは全然疎く、分からないというか門外漢も良い所なので・・・男オタクのルールみたいなのがあるかって言われると詳しく説明できないほどのにわかでもあるんですけど・・・。

どうなんでしょうね・・・。

〇男オタクの変遷(偏見:大だと思います)

んでも、まあ淘汰が進んだのか、一昔前だったら「〇〇は俺の嫁!」とか言ってましたよね、オタクって・・・。そのころはガキもガキ、スゲ~~~~~~~ガキの頃だったので、正直その言葉を使うほどの年齢には至ってなかったので、過去を後ろ向き研究しての発言になるんですけど・・・。
今の時代って「ママーーーーーーーーーー!!!!!!!!」じゃないですか。トレンド

「養われたい」って言う方向に男の好みがシフトしてきている気がするんですよ


どっちかって言うと、バーの「ママ」的な意味かも?

ほら、生まれたときからもう不景気じゃあないですか。ずーっとずーっと不景気不景気言われて・・・、実のところまあ低賃金だの・・・税金は上がるだの・・・物価高騰だの・・・いろいろありますし・・・。雇用制度も変わって来て・・・終身雇用制なんて今や夢のまた夢で・・・。
結局資本主義って突き詰めていくとまあ弱肉強食で勝ち続けるほどもっと勝ちやすくなるんですよね。
だからこの「男」の中でのはっきりと明文化はされていないもののほんのりとある「男同士での競争」から降りる男性が増えているのだと思うのです。これは多分日本以外も言えると思うというか、そういう風に社会全体が動いてて。

ほどほどに・・・ソコソコ(中央値くらいかそれ以下かちょい上位)の・・・生活を望む・・・と言ったような。
それについてはここでも言及しているのですが・・・。

うーん、一昔前だと「俺が養ったる」みたいな感じがあったけど・・・、世代交代、変遷も経て・・・「養ってほしい」「ママー!」「ざ~こ♡」って言われたいみたいな。

ちょっとしたうっすら男性オタクの「好み」が変遷してきてるんでねえかなあって思うのです。

そりゃ創作上はいくらでも作り出せるけど・・・実際そういう人っていねえよなあ?って思うところもあって・・・逃避でもあると思うのです。

でも・・・逃避させるような社会になってしまった部分もあるのかな?と思うのです。だから決して悪意があってこの物言いをしているわけではなく・・・、俯瞰的に見たときに、「あー・・・」となるというか。

まあ・・・そういう事・・・と言うか、うまく文章にできないのですが・・・。

きっとまた先10年くらいでまた文化が変わってくると思います。特に考え方とかもきっと・・・、どうなるかは分からないけれど、しっかり見ていく必要があるのかなあって思うのです。

またこの手の「男女から見た 思い違いの差」については記事にしたいと思っていて、またまとめようって思います。

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