見出し画像

駆け出しライターがクラウドソーシングで案件を取るためのロードマップ【勝率7割の提案のコツ】

副収入を得るために始めたクラウドソーシング。
気軽に始めやすいと思い登録したクラウドソーシング。


登録したものの、実績もなくスキルもなく1つも案件が取れないと嘆いているあなたへ。

これからお伝えする提案方法を活用すれば提案の勝率が爆上がりします。

どうも、普通のSEOライター▶セールスコピーライター▶店舗マーケターとキャリア変更を繰り返した「なつゆめ」です。



私自身、数年前にライター業を始めましたが、駆け出しの頃はまあ案件が取れないこと…
取れたとしてもコスパ悪すぎの文字単価0.3円案件ww
こんなんでどうやって収入を得ろと!?

毎日のように必死に提案するも通知が来るのは「当選者のお知らせ」のみ。

「また今日も別の誰かが当選したのか…」と落ち込む日々で、実績もなければ実戦でのスキルも皆無。
もうこのままずっと案件が取れず、介護離職と共に路頭に迷い親子共々無理心中をするしかないのか…と思っていました。

しかし、あるコツを掴んでからはクラウドソーシングでの勝率は7割。
特にそんな小難しいノウハウでもないので、無料で公開します。


このnoteでは現在世に出ている「案件獲得の方法」とは少し違った切り口を紹介しています。


「クラウドソーシング 案件獲得」「ランサーズ 案件取れない」等でググりましたが、今からお伝えする方法を公開している記事はなかったです。

案件が取れなかった時の自分にも教えてあげたい内容が詰まっているので「絶対に案件を取って、ライターとしての一歩を踏み出すんだ!」という方はこのまま読み進めてください。


そもそもクラウドソーシングとはなんぞや?という方はググってみてください。

ランサーズとクラウドワークス、この2つに登録しておけばとりあえず大丈夫です。



では、まず案件を取る準備運動をしておきましょう。


いきなりフルスロットルで駆け出しても持続はしませんし、空回りするだけです。
気になる案件に提案をする前にまずは、以下の3つの準備をしてください。

・プロフィールを充実させる
・タスク案件を3~5件こなす


①プロフィールを充実させる
大前提として100%までは行かなくともプロフィールは埋められるところは全て埋めましょう。
以下の画像の感じで本人確認やら機密保持確認やら電話確認やら、めんどくさそうな項目もありますが、可能な限り埋めてください。

ランサーズプロフィール

仕事をする上で大切なのは信頼性です。
本人確認が終わってない人、機密保持の約束ができない人、電話番号が確認できない人には仕事を振りたくないですよね。

埋められる情報は全て埋めましょう。
ランサーズではプロフィールを充実させるだけでランクがレギュラーからブロンズに上がります。

②タスク案件を3~5件こなす
プロフィールを充実させた後はタスク案件から取り掛かっていきます。
件数としては3~5件。
とりあえずの実績作りのためです。

タスク案件とはアンケートや感想、体験談を書く案件です。

このタスク案件は特別なスキルや実績がなくとも、募集期間内で定員に達していなければ誰でも作業することが可能です。

案件の例がコチラ☟

タスク案件1
タスク案件2


単価は安いですが、実績やスキルがなくても作業可能ですし、特別頭を使う作業でもありません。

このタスク案件で、とりあえずランサーとしての目に見える実績を作ってください。

※タスク案件は絞り込み検索でピックアップして探しましょう。

タスク絞り込み




以上が準備運動でした。

準備運動の時点で1円は稼げますし、それがクラウドソーシングでの実績になります。


副業や在宅ワークの先駆者はこう言います。

「0→1が1番難しい」と。

いやいやいや違うわw
実際に手を動かしてみて思うことは1円→1万の方が難しいということ。


このnoteではライター案件の獲得方法をお伝えしますが、ライター案件以外の案件にも応用できるので「とにかく案件が取れない!心折れそう。何が在宅ワークだ、何が副業だ」という方にとって参考にしていただける内容だと思います。



私も最初は案件が取れませんでした。
提案したところで既に執筆実績のある競合が多いですし、タスク実績があるとはいえ実際の執筆実績がなかったのでライバルに蹴落とされていました。

そんな案件獲得の土俵にすら立っていなかった自分が、少ない実績でも案件を取るコツを掴んだターニングポイントがいくつかありました。


ポイントは以下の4つ
・自分の得意分野に応募する
・案件ごとに提案文を変える
・ブログがあると強い
・納品物のサンプルを用意する


①自分の得意分野に応募する

クラウドソーシングのお仕事に提案する時はどんな基準で提案していますか?
昔の私は文字単価に目が眩んでできるだけ高い金額の案件に提案していました。

インフルエンサーの皆様も少なくとも1.0円からの案件を取りましょう!と発信していますが、今この副業戦国時代に何の実績もない人がいきなり1円以上の案件を取れるわけがないです。

そこで注目したいのが、自分の得意分野に応募するということ。

自分が過去にやっていた仕事や趣味、少しでもかじったことのある分野に積極的に提案しましょう。


私であれば公私ともに介護にまみれていたので介護系案件を取りに行きました。

例えば介護施設検索サイトの施設紹介の執筆です。

この案件は介護施設のホームページを参考に、その介護施設の魅力や特徴を1000文字程度でスプレッドシートに入力していくというお仕事。

この時必ずやってほしいのが提案文に得意分野である事をアピールすることです。

基本的に提案文はわかりやすく簡潔に相手に伝わりやすいように書くべきですが、得意分野且つ執筆実績のない場合は、とにかく「この分野が得意で、自分にしか書けない魂のこもった文章を書きます!」といった具合にアピールしましょう。


もしあなたが依頼する側として

・ある程度執筆スキルと実績はあるけど介護に関する知見ゼロの人
・実績は少ないけど現役で介護現場で働いていて熱のこもった専門的な文章が書ける人

どちらを採用するでしょうか。

言うまでもなく後者ですよね。

自分の得意分野を検索して積極的に得意であることをアピールしていきましょう。

②案件ごとに提案文を変える

提案文をテンプレートそのままで使っていませんか?
もちろん提案文をテンプレート化することで提案の時間短縮が可能です。

とはいえ、クライアントが求める文章力やスキル、分野は異なります。

クライアントが提示している仕事内容を熟読する他、クライアントのプロフィールに掲載されている情報や公開されているホームページを元にそのクライアントに合わせた提案文を作成する必要があります。

その事例がこちら☟

提案文1
提案文2

上記の例は実際に私が提案して採用してもらった例文です。
この下にテンプレート化した自己紹介や実績、職務経歴を綴ります。


こういう感じでクライアントごとに提案文を変えます。
これを見たクライアントは「仕事内容をきちんと見てくれているんだな」「この仕事に興味を持ってくれているんだな」と思い、まずこの時点で他の提案者と差が付けられます。

自己紹介や実績、職務経歴が淡々と並んだ提案文より、依頼した仕事に対して答える形で丁寧に文章を綴っている方が印象は良くなります。

相手に興味を持ってもらうには「自分にはこんな実力があって、こんなことできます!」よりも、まず相手に興味を持つことが先です。

③ブログがあると強い

ライターの中にはブログを持っている人も多くいます。
その目的は様々で、役立つ発信をしたいだとか、広告収入を得たいだとかなのですが、ブログはライターにとって大きな武器となります。

ブログを持っていると「ブログを開設できた、wordpressを操作できる、ある程度の長文が書ける」という証明になります。


wordpressの操作ができるライターを募集している案件も多いので、余裕があればブログ開設をおすすめします。

④納品物のサンプルを用意する

このnote内で最も重要なことと言っても過言ではないのが「納品物のサンプルを用意する」です。

え、いや、そんな労力かけてられないんですけどwと思いましたよね。

そうです、ちょっとめんどくさいです。
だからこそやるのです。

納品物のサンプルを作るなんて、もし提案が通らなかったら作り損です。

だからみんなやりたがらないのです。

サンプルと言えども、調査して手も頭も動かしているわけですから時間も取られます。

しかしクライアントからすれば、まずそこまでしてくれる提案者が少ないこと、完成品のイメージが掴みやすいこと、サンプルでもある程度の実力がわかること。

そういった観点から納品物のサンプルの効果は驚くほど高いです。


私は納品物のサンプルを提供してから案件の獲得率が爆上がりしました。
それまでは3割程度だった採用率が7割くらいに上がりました。


もちろん、ブログやポートフォリオがサンプルになる事は間違いないですが、その案件ごとにサンプルを変えるというのが一番重要です。

ブログを持っている人は多いですが、クライアントに合わせて納品物のサンプルを用意してくる提案者は少ないでしょう。

全てを書く必要はありません。
納品物の構成だけでも構わないので添付ファイルでサンプルを提供すると勝率が爆上がりします。


以上の4つのポイントを全て網羅する必要はないですが、最低3つは意識してください。
4つのポイントのうち3つを意識するだけで獲得率は跳ね上がります。

・自分の得意分野に応募する
・案件ごとに提案文を変える
・ブログがあると強い
・納品物のサンプルを用意する

最低限、以上の中の3つだけでも意識しましょう。


おすすめの案件

提案のコツがわかったところで、更に勝率をあげるためには勝ち取りやすい案件を選ぶ必要があります。

先ほど、得意分野に応募しましょうとお話しましたが、それ以外にもおすすめの案件があります。

今回は2つピックアップしました。

・大量募集している
・ライバルが少ない

①大量募集している
まず一つ目が大量募集している案件です。

大規模なプロジェクトや膨大な数の記事を求めている場合に多いです。

目安としての募集人数は10人以上です。

デメリットとして、単価が安いこと、注文やルールが細かいことですが、執筆実績を作るという意味では、多少単価が安くても大量募集に乗っかって信用を積み重ねる方が近道だと思います。


②ライバルが少ない
提案する際に見落としがちなのがライバルの数です。
クラウドソーシングでは、その案件に何名の人が応募しているかが数字で出てくるのでチェックしましょう。
15名を超えていたら黄色信号、20名を超えていたら赤信号と思ってください。


ついでに、どんな人が応募しているかもチェックしましょう。
他に提案している人がいたらその人の実績をチェックしてください。
ライバルが強すぎるのであれば時間の無駄なので提案しない方が良い、赤信号です。

またライバルのプロフィールをチェックして自分のプロフィールに役立てることもできます。

実力のある人の良いところはどんどん真似していきましょう。


よくある質問・注意点

①実績もないのに案件を取っても良いの?
誰しもが最初は実績ゼロです。
案件をこなす中でスキルアップします。
実践なしに実績は積みあがりません。
失敗しても良いので実践の波に飛び込まなければ一生タスク案件をこなすだけの人になってしまいます。

②金額設定
落とし穴の話をしていませんでした。
実はよくやりがちなのですが、金額設定の段階で落とし穴があります。

例えばクライアントが提示している希望金額が手数料消費税込み3,000円の案件にも関わらず、手数料消費税別3,000円に設定して提案してしまうことです。

クライアントからすれば税込み3,000円の額で発注したいのに、税別3,000円で提案しているので、その時点で不採用となってしまうこともあります。

クライアントにも予算があるので希望金額はしっかりと確認しておきましょう。

③いくらから提案すれば良い?
インフルエンサーさんは1円以下は提案しない方が良いと言いますが、まあ確かにコスパ悪いのでその通りではあります。
とはいえ、今は副業戦国時代です。
インフルエンサーさんが歩んできた道は今とは少し違う環境です。
1円からでも案件は取れたかもしれないですが、今は金額なんて気にしなくていいです。

駆け出しライターは1円以下でもとりあえず実績作りのために手を動かしましょう。

とはいえ、0.4円以下はコスパが悪すぎるので避けた方が良いでしょう。
0.5円~1.0円から獲得していき、徐々に単価を上げていくことをおすすめします。

じゃあ、文字単価って上がり続けるの?と思われるかもしれませんが、2.0円からは大幅にハードルが上がります。
というのも2.0円以上になると、より深い知識やスキルが必要になります。
このnoteで通用するのは2.0円以下の案件だと思ってください。
それ以上になると、SEOライティングやLPライティング、法律や医療案件など特別なスキルが求められる、且つ実力が試される領域となります。



これらを繰り返しスキルを身に付け実績を積み重ねていくと、文字単価が1.5円→2円とステップアップも可能です。
クラウドソーシングだけで月収20万円も夢ではありません。


ここまで読んでくれた人には絶対に結果を出してほしいです。

育児や介護してても働ける。
離職した時のリスクを減らす。

そういう意味でも自宅で働けるスキルは必要です。
フリーランスにならなくても、スキルがあるだけで仕事選びの幅も広がります。
どんな人にとっても働ける可能性も広がります。

路頭に迷う人を出したくないのです。


まずは案件を取るコツを掴むこと。
そこからスキルも実績も付いてきます。
是非、最初の一歩を踏み出してみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?