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【漫画】ジャンプ+のおすすめ読み切り漫画10選

今回はジャンプ+で掲載された、わたし一押しの読み切りをご紹介させていただきます。

ジャンプ+は連載作品だけでなく、読み切りもとてもクオリティの高いものが多く、10作品を厳選するのにとても苦労しました…!

興味がある作品があったらぜひ読んでみて頂きたいです!



未読無視してんじゃねぇよ 原作:畠山竜也 / 作画:杠憲太

大学生の主人公と友人とのくだらないLINEのやりとりを中心に物語が進むギャグ漫画?です。ひとつひとつのギャグセンスがとても高いですし、ギャグ漫画としてもとても面白いのですが、ストーリーがしっかりしていてハートフルな作品となっています。
二つの要素のバランスがとても良く、読み物としてのクオリティが高いなと思いました!



マナー・アプリオリ 作者:三ヶ嶋犬太郎

地球人に姿形の似た宇宙人の話。善悪の判断についての疑問を投げかける物語となっています。全て読み終わってから、もう一度1ページ目を読み直して欲しいです。
倫理観がぶっ飛んでいるので、好みは分かれると思いますが、普通に描いたら重たくなる話を、かわいい絵柄とポップなノリで中和してくれています。
この読切が気に入ったら、是非前回の投稿も読んでいただきたいです!三ヶ嶋先生の別の連載作品をご紹介させていただいております。



宇宙、レモン味 作者:窓田究コ

宇宙人と地球人のボーイミーツガールの展開の中に、虐待、利便性の追及についてなどの問題定義がなされている作品です。
メリハリのある場面展開や絵のアングルが印象的で、余分なシーンが一切なく、すごく綺麗にまとめられた読み切りだと思います。
読む人を選ばないですし、読後感もとても良いのでぜひご一読いただきたいです!



アシュリー=ゲートの行方 
原作:白井カイウ / 作画:Rickey

みなさまご存知、約束のネバーランドの原作者、白井カイウ先生が原作のミステリー作品です。
心臓の移植手術を受けたハルは、自身に覚えのない記憶に悩まされます。一体それは誰の記憶なのか、ドナーはどんな人だったのか…。
6年前の作品ですが、終わり方が秀逸で、読み終わった後の高揚感は今でも覚えています。約束のネバーランドが好きな方は是非!



桃華 作者:東鰊

桃太郎をオマージュした作品。実際の桃太郎とは違い、一方的に鬼を虐殺することへの問題提起が描かれているお話です。
シリアスな題材ですが、要所要所に入るギャグがとてもいい緩急を生み出していると思います。
東鰊先生の読切作品はいくつかジャンプ+に掲載されており、どれも面白いのでこの作品が気に入った方は是非他の作品も読んでみてください!



NO MORE… 作者:比良賀みん也

サムネのインパクトが強いですね(笑)人類から頭髪が消えた後の恋模様のお話。こんな見た目なのでゴリゴリのギャグ漫画かと思いきや、恋愛漫画としてもちゃんとエモいです。
絵がとても綺麗で、ハゲでも違和感なく美しく見えるというマジック。頭の形のクオリティーに執念を感じますので、その点にも注目して読んでいただきたいです。



ロッカールーム 作者:鈴木祐斗

昨年、世にも奇妙な物語で実写化されましたので、知っている方も多いかもしれません。現在ジャンプでSAKAMOTODAYSを連絡されている、鈴木祐斗先生の読み切り作品です。
願ったものが手に入るロッカールームを手に入れた主人公の破滅までの物語。実写化された内容とは少し毛色が違いますので、実写を見てオチ知ってるよ〜って方もぜひ。
SAKAMOTODAYSとは違い暗い題材の作品で、先生の多様性に脱帽です。



つつぬけけもみみ 作者:へじていと

心臓の音を聞くことができる女の子と幼馴染の男の子が織りなすとってもかわいいラブコメディです。
普通のラブコメとは異なる独特のテンポとノリが魅力的です。こちらの作品は中身にちょっとした工夫がありますので、ぜひ考えながら読んでみてください。
ちなみに私が一番好きなへじていと先生の作品はジャンプルーキーに掲載されている、「すすめ能力開発部」です。リンク貼っておきますので、よかったら合わせてお読みください!



精霊の王 作者:宇津江広祐

小学館から発売されている、「内藤死屍累々滅殺デスロード」の作者、宇津江広祐先生の読み切り作品。
悪い人はいないと信じる男の子が、自身の力を破滅に使うと決意するまでの物語です。容赦ない終わり方ですが、暗さに信念を感じ、凛とした雰囲気が癖になります。読み切りで終わるのではなく、連載して欲しいと強く思った作品です。
人身売買やいじめ、動物への虐待などの描写がありますので、苦手な方はご注意ください。



人間やめる 作者:新保高

人を怪物化できる男の子が主人公です。その能力のせいで周囲から迫害を受ける中、優しく接してくれていた幼馴染の女の子が事故にあってしまいます。助けるためには怪物化させるしかない…。
短い物語の中に、登場人物それぞれの感情の動きが丁寧に描かれていると作品だと思います。決してハッピーエンドではないですが、人間と怪物の境界線はどこか、全員が幸せになるためにはどうすればよかったのか、読後にも考えさせられることの多い作品でした。



以上です!

こうしてご紹介してみると、ラブコメ要素が強いものと、メッセージ性の強いバットエンドものが多く、自分の好みを再確認しました。笑

どの作品も私の拙い文章だけではあらわしきれない魅力がありますので、ちょっとでも気になる作品があれば、是非ご一読いただきたいです!



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