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社長通信Vol.79 競争から共創へ

社長通信にようこそ!

この社長通信は三星グループ代表の岩田真吾が月一で書く「オープン社内報」です。

社員向けに書いていますが、いつか仲間になってくれるあなたや、お取引先や地域の方々など一緒に価値を生み出す全ての人に向けて発信しています。

「災害級の猛暑」と言われる暑さが日本列島を襲っています。

三星ケミカルは遮熱シートを工場2階の屋根全てに取り付け、三星毛糸はオフィスリノベーションで冷房完備になりました。オリスタも空調は効かせています。また、希望者には水分と塩分も支給しますので、総務に声掛けてくださいね。

ただ、それらを超えるこの暑さ…プライベートも含めて体調管理をしっかりと行い、みんなで乗り切っていきましょう!!

アトツギ×スタートアップ共創基地TAKIBI & Co. 【タキビコ】をキックオフしました!

三星グループの新事業として、アトツギ×スタートアップ共創基地TAKIBI & Co.【タキビコ】をキックオフしました!

タキビコは
①コミュニティ(老舗企業とスタートアップがクロッシングするセミクローズドコミュニテイ)
②キャンパス(庭付きの会員制コワーキングスペース)
③イベント(月1回程度開催される共創イベント)
からなるプロジェクトです。

タキビコ趣意書

アトツギ×スタートアップ共創基地TAKIBI & Co. 【タキビコ】にようこそ。ここは、これまで交わることの少なかった老舗企業とスタートアップが出会い、交流し、共創することを目指すコミュニティです。
伝統と革新、相反する2つの円が重なる場所にこそ、未来に繋がるチャンスがあると信じています。

マッチングじゃなくクロッシング
タキビコでは、ビジネスマッチングは行いません。普段とは異なる緑豊かな環境で心理的安全性を高め、長期的な友好関係に繋がる良質な出会い…すなわちクロッシングを皆さんと一緒に創っていきたいと思っています

Give and Givenの精神で
その際、大事にしたいのがGive and Givenの精神です。日本語だと「利他」という言葉がしっくりくるイメージです。まずは与えること。短期的/直接的な見返りを求めないこと。巡り巡って循環する価値を共に生み出していきましょう。

未知の自分を発見する
また、アトツギとスタートアップという違いだけでなく、業界や地域も超えて集うことで、自分とは異なる人々との出会いを促進します。「人は鏡」と云われます。対話や交流を通して、自分では気づいていなかった自分の価値が見つけられるはずです。それは個人も会社も同じです。

想いに火をつけろ!
そして、タキビコに集うみんなの想いに火をつけていきましょう。どんなに歴史的な大事業でも、どんなにクリエイティブでクレイジーな新商品でも、初めはきっと誰かの想いから。
大きい小さいではなく、想いのこもった創造を、共に。

最後に、この場を借りて、まだ妄想でしかなかった頃からついてきてくれた三星グループのみんな、まだ見ぬ価値を信じてくれたパートナーの皆さん、そしていつも支えてくれる家族と友人に感謝と敬意を込めて…メェルシー🐏

2023年7月7日
共創パートナー 代表 岩田真吾

テープカットならぬ薪木カットでスタート!
地域内外の多様な共創パートナー
タキビコ・キャンパスでキックオフミーティングを開催

どんどん盛り上げていきましょう!!

ひつじDX(尾州・繊維産業DX推進コミュニティ)の課題共有会を開催しました

企業の枠を超えて尾州ウール産地のDXを進める「ひつじDX」(尾州・繊維産業DX推進コミュニティ)が、第二章に突入しました!

第一章はコミュニティとしての心理的安全性の確保と課題の共有でした。LEOさん、十六電算デジタルサービスさん、ニューズピックスさん、十六銀行さんの協力のもと、5月のキックオフから2ヶ月間集中して現地リサーチ&ヒアリングを行いました。

但し、あくまで伴走支援であり、コンサル任せにはしません。繊維企業が自分たちでデジタル課題を共通フォーマットで整理することで、自分たちで産地の課題を俯瞰し、横断的に理解するよう努めました。

その上で、名古屋のみならず東京や大阪からも来てくれた12社ものITベンダーから、専門的な見地に基づくアドバイスを貰いながら、これからの短期/中長期の打ち手を議論しました。

昨日の課題共有会での発表では、全ての会社が短期の打ち手としてしっかりとバックオフィスDXの目標を立てつつ、中長期の打ち手として複数社でサンプル管理タグや生産進捗管理システムについて協調投資の合意形成を行いました。これは画期的なことだと思います!

これからの第二章で、具体的な仕様検討や投資金額の検討に入ります。もろちん簡単には行かないと思いますが、少しでも成果に繋げて、繊維産業の労働生産性を高めていきたいと思います!!

ひつじポーズでパチリ!

会議に「ブレイク・ルール」を取り入れてみます

以前、「社長通信Vol.64 僕が会議で気をつけている3つのこと」で、僕の考える会議の目的や方法について書いたことがありますが、今回はその続編的な内容です。

見出しの「ブレイク・ルール」って何?と思った人がほとんどだと思います。それもそのはず、僕が考えた言葉です(笑)

「コーヒー・ブレイク」という言葉は聞いたことがあるかもしれません。仕事・家事・勉強などの途中で設ける短い休憩のことですね。コーヒーの香りで、ほっと癒されるひと時…僕はコーヒーをほとんど飲まないので、あんまりわからないけどw

で、そのブレイクと同じ意味で、「会議参加者の誰もが、会議を中断する権利と義務を持つ」というのが、ブレイク・ルールです。

会議に参加していると、議論のスピードに着いていけない時もあるかと思います。または、全体の流れの中で、特定の誰かが追い込まれてしまうことがあるかもしれません。そんな時、「会議を一旦中断し、メンバーは物理的に離れ離れになる」ことを宣言できる…これがブレイク・ルールです。

僕なりに重要だと考えるポイントは↓です。

・役職に関係なく、偉い人もそうでない人も平等に権利を有する
・自分がブレイクを必要とする時だけでなく、他のメンバーが必要そうな時はブレイク宣言をする義務が全員にある
・会議の目的は単なる情報伝達や一方的な指示ではなく、ハラオチ感や一体感の醸成であると全員が認識する
・ブレイク宣言が濫用される場合は、会議のチーム組成に誤りがある可能性が高いので、そこを見直す(特定個人の問題に落とさない)

まだ試験運用ですし、規則ではありません。
とりあえずは僕が直接参加する会議で試してみようかなと思っています。

またアイデアなどあれば、ぜひ教えて下さいね。

コラム:FUKUSHIMAへ「家族で修学旅行」に行ってきました

東日本大震災で避難指示区域となった福島県双葉町と浪江町へ、家族旅行で行ってきました。

原子力災害伝承館や震災遺構請戸小学校、帰宅困難区域のバリケードなど、今なお続く厳しい側面を直接知ると共に、
・浅野撚糸さんやフレックスジャパンさんの新工場
FUTABA Art District
・道の駅なみえ&ラッキー公園 in なみえまち
なみえ星降る農園
小高ワーカーズベース & haccoba
などなど、前向きなチャレンジもたくさん目で見て、舌で味わい、肌で体感してきました。

単なる観光ではなく、現地にいる友人に案内してもらうことでリアルな学びを得ることができ、子どもだけでなく、親にとっても良い機会となりました。

もちろん短期間の滞在で知れることには限りがあります。僕が全てをバランスよく理解しているとは言い切れません。しかしながら、FUKUSHIMAが同じ日本であることは間違いありません。まずは知ることから、スタートしていければと思います。

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