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まずは、自分が使いたいものを作ってみよう。


ものを作る時、もしくはこれから作ろうと考えている時、まずは自分が作りたいものから始めてみると言うのも良いと思う。

こんなものがあったらいいな、と言うものを、妄想の中だけではなく現実世界に落とし込んでみるのだ。
もしかしたら、地球上に一人くらいは同じような考えの人がいて喜んで使ってくれるかもしれない。

地球上の「不便」の数は有限だ。
自分が少しでも不便と思うことは、きっと他の人も一回くらいは不便と思っているに違いない。

最初はこんなのあったら便利だよね程度で始めたプロジェクトも、プロダクトを作っていくうちに、いかにユーザーの満足度を高められるか考えだして時には脱線する。

「こんな機能もあったらいいんじゃないか?」
「ここ、もっと説明あったほうがいいんじゃないか?」

そんな具合にどんどん機能が膨れ上がっていく。

でも、ふと我に帰って、
「自分がユーザーだったらこれ使う?」
と考えた時、大抵

「なんか面倒だから使わない」

の一択の気がするのだ。

「これとあれを連携させて、このボタンを押した時に自動でここに遷移して、ここからもこっちに飛べて」
とかやっているうちに、自分でも使いたくない機能を量産してしまう。

作った自分でも思い出せないものを、人が使うわけがないのだ。
自分も忘れてしまうような便利グッズを、他人が使うわけがない。


世の中には、便利なものがたくさんある。
生活をより良くするもの、あったら楽しいもの、あったら幸せになれるもの。

でも、その中の幾つをあなたは使っているだろうか?


だから、みんながどうしても必然的に使いたくなってしまうようなものが作れたらいいのにと思う。

そのためにも、チャレンジを続けていくしかない。

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