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おこめのあじ _Cáihuā食べもの日記②

わたし、平成生まれ、大学二年生、二十歳。
昨日パソコンの中身の整理をしながら、文化研究の授業で、「『米の味』『鮭の味』ってどんなの?と言われたらどう表現する?」と言われてムウ…と唸った夏休み前を思い出した。


そして今日、初めて玄米を食べた。
炊く前のやつだ。
おばあちゃんが計量カップで掬った、パラパラって机に2,3粒落ちていて、摘んで口に入れてみた。

わあ、おいしい と我にもなく言葉が漏れる。
今度は袋に手を入れてもうひとつまみ。
奥歯に乗せて噛むと、ふっと香ばしさと言うのか苦みと甘みがだ円にひろがる。
「おこめのあじ」が初めてわかった気がした秋の始まり。

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