Bright young woman, sick of swimming, ready to stand

帰りのバスは彼の隣になった。
嬉しい😊ありがとう神様！
3時間くらい？隣で話すことができた。

心の中で彼に聞いた。
- 私の気持ち、気づいてるかな。気づいてないかな。きっと気づいてても。。
- どうしたら気持ちをわかってもらえるかな。私には伝え方がわからないよ。
- 話したら彼はどんな反応をするかな。
- ひょっとして。あなたも同じ気持ちだったりしないかな。。

なんてことを　ぐるぐる頭の中で考えてみて
勝手に切なく　勝手に苦しくなり
涙でうるうるする自分の姿を想像した。
でもそんなのつまらないしわからないし　伝えたいし。

聞くと、彼は幼馴染に誰かを紹介されるらしい。
女性。こういうの1番嫌なのに。1番居た堪れないのに。
興味ないとか言ってるけど黙って何も言えない私の気持ちにもなってみてほしい。
まるで、人魚姫の王子がよその王女と知り合うのを、声が出せないため黙って見てるしかない人魚姫だわ。
その王子は、アンデルセンの原作ではその王女とくっついた。

でも私には声が出せる。話せる。言える。
今年は告白するの。

友達でいられなくなるのはあるかも　気まずくなるかも
でも今言わないとずっと後悔する。
まぁ付き合えなかったとしても　好きなんだよって教えてあげるくらいいいんじゃない？
前までは、こんな私に好きになられても気持ち悪いし　と思ってたけど
今は自分にそんなに意地悪な気持ち持たない

好きになってあげたんだから
こんな美人があなたのことを好きになってあげたんだから

彼と付き合えなくても仕方がないと思う。
占いでも想像する限りでも難しいことは見えてるでしょう
友達でいようって言われた方が私の気持ちはまだよいかも。
それならそれでいい。
多少気まずくても誰かに迷惑かけても　わがまましよう。
その決心に至るまで2年かかった。2年かけて気持ちを整理して外見もアプデした。月夜見さんに教えてもらった通り好きなことをして自分を好きになった。前よりね。
背伸びをしていた足元はハイヒールを履いてたみたい。
ハイヒールが履けたなら歩いて行かないとね。
人魚姫はハイヒールを履いて　陽の光の方へ歩き出した。
声をあげて気持ちを伝えた。