映画 『AFTERGLOWS』

First lap
Visual Aartは流石としか言いようがない
純心無垢では無い白
ただ汚れた闇ではない黒
モノクロの世界で狂気な愛…

それらを更に狂わす周囲の何気ない言葉、
クソ人間達、そして狂った眼光。
主人公「輝」の
怖さと哀しみにこびりつくように感情が蝕まれていった。
だが、心には別の感情があったがそれが何かわからずモノクロの狂気を抱えて帰路へ。

2nd lap
前回の得体のしれないモノクロの狂気を確かめに。
言葉を受け止め、ラジオから聴こえる朗読も更に聴き入った。

冒頭、ラジオから聴こえる文章は私達が
〜わかってはいるが気付いていない〜事であり2度目も納得させられる。
数々の言葉を受け止めていると、段々とイライラしてくる、私達が少しの悪意を含む何気なく発した言葉は散弾し、不意に喰らうと、イラつきやり場のない怒りの傷となる
私自身もきっと…いや絶対にどこかで散弾している側だと怖くもなる。
特に居酒屋で居合わせる客「袴田」店主「海老原」、散弾撃ちまくり。
あの言葉の散弾、2人が台本ではなく即興で掛け合いというのが驚いた。
この「袴田」眼光で襲撃してくる怖いんだよ! 「輝」とは種類が異なる眼光…
私が目を閉じると、モノクロ世界の2人の眼光が光り怖さで不安になる。
更に言わせて貰うと夜のタクシーが怖くビクついてしまうようになった。









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