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抽象化思考 -メモの魔力-

本日はAKB48について書きたいと思います。(半分嘘で半分ホント)

懐かしい。私は中学生のころにドップリAKB48に浸かってました。みなさん誰推しでしたか?

私は篠田麻里子様推しでした。

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同じ福岡出身だし、面白し、美しいし、ショートカットだし。

昨年第一子を妊娠されたそうで、おめでとう!マリコ様!!


はい。ただ写真を載せたかっただけです。ごめんなさい。


さて、今回もメモの魔力について書いていきたいと思います。

前回の記事「知的生産のメモ -メモの魔力-」に続く内容となっております。

▼▼まだ読んでいないという方はこちら▼▼

抽象化とは決して難しいものではない!

抽象化と言えば少し難しく聞こえますが、実は私たちは小さいころからこの抽象化に触れあっています。

例えば、好きな女の子と遊びに行くことを親に伝えるとき、

「今日〇〇ちゃんと遊んでくる!」

ではなくて、

「今日友達と遊んでくる!」

と言うことはありませんでしたか?

コースメニューの最後に、「本日のデザート」と書いてあるのを見たことはありませんか?

「本日のぶどうゼリー」と書かれてたりはしませんよね?

そのデザートはぶどうゼリーなのか、プリンなのか、ショートケーキなのか(私はゼリー派)は一切書いてありません。

ここでいう「友達」も「デザート」も「抽象化」された言語です。

「〇〇ちゃん」を「友達」に、「ぶどうゼリー」や「プリン」を「デザート」に枠組みしているように、私たちは頭の中で「抽象化」の作業を行っているわけです。

ある具体的なものから自分の中でルールを見つける

この作業こそが「抽象化」なのです。


抽象化思考の3つの型

前回の記事にも書いたように、受けた具体的な事実(ファクト)に対して、「何か言えることはないか?」「そこに気づきはないか?」「ほかに応用可能ではないか?」と自分に問いかけることが大切です。

この考え方を抽象化思考といいます。

この抽象化思考には3つの型があります。

①What型:「何かに言え換えることができるか?」
②How型:「どんな特徴があるのか?」
③Why型「なぜ〇〇なのか?」


例を挙げながら考えてみましょう。


①What型:「何かに言え換えることができるか?」 
→目の前の現象や考え方を抽象化してまた別の名前を付けて呼びなおす。「まるで〇〇のようだ」の比喩(Like)も含まれると思います。
※次回の記事で詳しく説明しますので例は割愛しちゃう。


②How型:「どんな特徴があるのか?」
→目の前の現象にはどんな特徴があるかということを深堀りして考える。

:木

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ファクト : 太い幹と多くの枝葉が生えている。幹が太くなければ多くの枝葉は生えてこない。

抽象化 : 目の前の情報(枝葉)に捉われず、常に物事の本質(幹)を見る。

転用:対人コミュニケーション
→「この人はつまりどういうことを言いたいのか?」ということを探りながら話を聞く。


③Why型「なぜ〇〇なのか?」
→なぜそう思ったのか?なぜそのような現象になったのか?という疑問を持つ。

:AKB48

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ファクト:秋元康プロデュースの「会いに行けるアイドル」をコンセプトとした人気アイドルグループ。年間オリコンシングルランキング10年連続1位受賞という偉業を達成。

抽象化:人の注目要素は「ギャップ」と「親近感」

◯ギャップ▶AなのにB(アイドルなのに会える)

◯親近感▶共感(アイドルに会いたいというアイドルファンが求めていることに共感する)

転用 : プレゼンテーション 
→掴みを準備し、共感してもらえるような内容に作り上げる。

抽象化とは本質を考えること

著者は抽象化思考においては、②How型と③Why型が特に大切だと述べています。

まずは具体情報を正確に受け取り、その情報に対し、より抽象度の高い(より多くの具体的な何かにも当てはめることができる)概念を導き出すのです。


常に「どんな(特徴)?」「なぜ(理由)?」と問うことを癖にしていくことが重要です。

普段なら「なるほどな〜」「すごいな〜」で終わってしまう情報を

「なぜ今自分は納得したのか?」
「どんなところをすごいと思うのか?」

と自問自答しましょう。

そこでの気づきを他に転用する。
生産性の高い抽象化こそ知的生産メモの本質です。

感想

前回の記事でも書きましたが、この抽象化思考は転用するための目的が必要です。目的がなければ、どんな情報に着目すればいいのか、どんな要素を抽出すればいいのか、どんなものに応用すればいいのかがわからずに途方に暮れてしまうからです。

私は、トップ営業マンになるために抽象化思考を心がけます。

そして転用にしても、抽象化思考にしても、正解はないと思うんです。人それぞれ何かのために、必死に考え、思考を巡らせ、活かそうとする。それでいいのかなと。


そのプロセスがまずは大切だと思いました。


普通の何気ない日常に目標を達成するためのヒントが転がっている。


無駄な1日なんてないですね。


もし何か具体的な夢や目標がある!という人は、ぜひ、抽象化思考を試してみてください!


ちなみに桜の木の画像は、AKB48の20thシングル、「桜の木になろう」のMVの木です。

以上になります。

次回は

・What型の考え方

・メモによって鍛えられる言語化能力の向上

について書きたいと思います。



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