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藤井風

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藤井風さん関連の記事。完全なる主観で書いております。
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2022年4月の記事一覧

なんとなく。

なんとなく。

例えば、デビューしたばかりの若い才能が。

突然、大きな波に呑み込まれて。

特集組まれちゃったり。

普通は、何年もかかる番組に出れちゃったり。

特別に何曲か歌えちゃったり。

それを、才能とか、時代の寵児とか、上手く言われちゃって。

抜け出そうとしても、抜け出せない渦の中で
溺れてたとしたら。

こんなに、よくしてあげたんだから。
裏切っちゃやだよって、言われてたとしたら。

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蒼く美しい翠

最初は小さな種だった。
青くて美しい種。
別に無くても良かった。
たまたま、心の片隅に植えたの。
硬い心の花壇に。
柔らかな土をかけて、水をあげた。
時々、思いだして様子を見に行くと、
綺麗な双葉が顔を覗かせていた。

そのうち、そよそよと優しい声で歌うようになったの。
時に低く。時に甘く。時にアーバンでナチュラル。
たまに声をかけてやると、くすぐったそうに笑った。
その声が可愛くて、何度も聴きた

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HELP EVER ARENA TOUR 2021

ブレイクしてLive雑感です。

もうすぐ「Fujii Kaze alone at home Tour 2022」も始まるので。イメトレ用にどうぞ。

2021年。秋。
Free Liveで、世界配信を終えたばかりの絶妙なタイミングで発表されたHEATツアー。
最終会場の代々木第一体育館初日レポです♡

HEAT @Yoyogi Daiichi Gymnasium
              1d

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ダブルミーニング

LASAをどれだけ聴いても分からない。
歌詞が。難しすぎて。

特にさっぱりなのが【まつり】
何に「まとめてかかって来なさい」なのか。
何で「今なら全て受け止める」のか。
自分に対して?俗世に対して?
誰か教えて下さい。笑。

ちょっとクセのある彼の歌詞にはストーリー性がない。
だからなのか【どこかで見たな】という既視感もない。

誰かと誰かが出会って、直感的に恋におちたり、ケンカしたり、仲直りし

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彼がCOVERを歌う理由

「Love all serve all」と共に発売された「Love all cover all」

先行配信された楽曲を除いて、新たに収録した5曲も安定のカバー力。
いずれも安心して聴いていられる。

特に、HEATツアーのオープニングを飾ったリッゾのカバー「 Good As Hell」は別格。歌唱、ピアノ全てに於いて他の曲とは一線引いてダイナミックに歌いあげ、リスペクトしているのがよくわかる。

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