ひっくり返しボードゲーム 「スライムヒーローズ」の遊び方
「スライムヒーローズ」の遊び方を説明させてもらいます。スライムヒーローズについては下記記事を参照ください
Nintendo Switchのゲームソフト「スプラトゥーン2」のボードゲーム化までの365日。
第1章 ゲームの目的
ゲームの目的は、相手よりボードを多く塗ることです。終了時に色の多い方が勝ちます。「スプラトゥーン」のナワバリバトル。カラータイルはひっくり返せるため、TCG要素をもった「オセロ」といえます。
第2章 セールスポイント
セールスポイントは5つあります。
(1)サクっと30分プレイ(2人対戦):プレイ時間は20分〜30分。毎回濃厚試合だから勝っても負けても、もう一回プレイしたくなります。
(2)簡単に覚えられる構築済デッキ:17枚のカードの種類は、たったの6種類。デッキの違いはスペシャルカードの1種類のみ。相手とほぼ同じカードだから、TCG初心者でもゲームに参加しやすいです。
(3)生きるか死ぬかのFPS要素:ゲームにはキル/デスが存在します。塗りに徹するか、攻めてキルを取りにいくか。あなただけの自由度の高いプレイが楽しめます。
(4)スペシャルカードで一発逆転:カードには一回でたくさんの範囲を塗れるスペシャルカードが2枚入っています。戦局を一気に変えられます。
(5)サポートカードでトリッキームーブ:「ダッシュ」と「シールド」の2枚により様々なコンボを繰り出すことができます。
第3章 梱包物
ボード / フィギュアx2 / カラータイルx56 / ボムチップx2 / 説明書 / カード17枚x2 / A4化粧箱
第4章 デッキ紹介
(1)構築済デッキ
「スライムヒーローズ series /1」には構築済デッキが2セット梱包されています。この2つのデッキの違いはスペシャルカードの効果とみとなります。
(2)カードの種類
1デッキは、6種類17枚から構成されています。スペシャルカードのうち1枚は、相手への提示カードとして使うため、実際は16枚のカードを使って戦うことになります。
1塗りx4 / 2塗りx4 / 5ボムx4 /スペシャルx3/サポートx2
第5章 カード紹介
(3)カードの表示説明
(4)塗りカード(1塗り / 2塗り)
1塗りは1マス、2塗りは2マス塗れます。2塗りカードは連続した直線マスであれば、一方向に2マス塗ることもできます。
(5)5ボムカード
周囲16マスに自由にボムを置き、次ターン開始時に爆発させられます。爆発では、ボム設置箇所を起点に上下左右5マスが塗ることができます。
(6)サポートカード
途中戦局を変えられる切り札カードとなります。「ダッシュ」は一気に動くことができます。「シールド」は次ターン開始するまでの間、相手の攻撃を防ぎます。
(7)スペシャルカード
チャージすることで使える強力な必殺技カードです。スペシャルカードのうち1枚は、相手への事前提示をするカードとして使います。能力が強力なことを理由に、あらかじめ攻撃範囲を提示します。
第6章 フィギュアの操作方法
(1)基本動作
フィギュアを置く時はカラータイルを下に敷きます。相手の色に移動する場合は自分の色にひっくり返してからフィギュアを置きます。
(2)1マス移動・2マス移動
色のないマスや、相手の色が塗ってあるマスは、1マス移動できます。自分の色が塗ってあるマスは、2マス移動できます。
(3)1ターン目の操作
1ターン目は、1列目にフィギュアを置くことを移動とみなします。フィギュア配置後はカード使用のみとなります。また、デスした時もフィギュアが場外に出されるため、1ターン目の操作を行います。
(4)2ターン目以降の操作
毎ターン、先にフィギュアを移動させるか、カードを使うか選びます。フィギュアを先に動かすとカードによる攻撃のリーチが増やせます。カードを先に使うと移動の選択肢をを増やすこともできます。
第7章 ゲームの流れ
・ 準備
(1)ボードをセット
ボードを1枚にし、カラータイル、ボムチップを置きます。スペシャルカードを3枚あるうちの1枚だけ置きます。相手にスペシャルの能力を提示します。カラータイルは、適当に半分にして置きます。
(2)カードをシャッフル
カードは相手のデッキと交換し、ディールシャッフルを行います。テーブルに4枚ごと置いていきます。カードが混ざったらデッキ置き場に置きます。この時相手のカードが16枚あるかも確認します。
(3)カードを3枚引く
両者が、デッキ置き場からカードを3枚引きます。これで準備完了です。
(4)先行後攻決め
ジャンケンで先行後攻を決めてゲームを開始します。
・ 1ターン目
(1)カードを1枚引く
カードをデッキ置き場から1枚引きます。
(2)1列目にフィギュアを配置
1列目のマスから一箇所を選び、カラータイルを敷いてから、その上にフィギュアを配置します。
(3) カードを1枚使う
使いたいカードをトラッシュに置いてから、カードの効果をボードに反映させます。この場合2塗りカードを選択肢、直線を2マス塗りました。
(4)ターン終了
カードの効果をボードに反映させたら、ターン終了となります。次は相手のターンとなります。
・ 2ターン目以降
(1)ボムの爆発
前ターンでボムを設置していたら、カードを引く前に爆発させます。先にカードを引いてしまった場合も、気づいた時点で爆発させます。
爆発の手順は、ボムをボムチップ置き場に戻し、カラータイルを置いていきます。相手が爆発範囲にいた場合はキルとなります。
(2)カードを1枚引く
デッキ置き場にカードがある場合は、毎ターン必ずカードを引きます。カードが0枚の場合は、最後、手持ちのカードを使って戦います。
(3)アクションの順番を選択
毎ターン、先に移動か先にカードかを選びます。先に移動すると塗る量を増やしたり、攻撃リーチを伸ばすことができます。先にカードを使うと、より遠くまで移動することも可能です。
どちらを選ぶか、毎ターンごとの判断が、勝敗を大きく左右します。
(4)チャージとスペシャルについて
提示中のスペシャルカードに、犠牲にしたカードを重ねて置くことでチャージすることができます。
スペシャルカードを使う時は、このチャージカードを裏向きのまま重ねてトラッシュ に送ります。相手にはチャージカードが最後まで分からない仕様となります。
(5)キルとデスについて
カードで塗るか、体当たりされると相手をキルすることができます。
デスしてしまうと、デスペナルティが発生します。チャージしてある場合はチャージが無効となります。カードを裏向きのままトラッシュに送ります。また、フィギュアが場外に出るため、1ターン目の行動からやり直します。
・ ゲーム終了 / 勝敗
(1)終了条件
全16ターンで、後攻が最後にプレイしてゲーム終了となります。手札は16枚を使い切った状態となります。ただし、最後にボムが置かれていた場合は、先攻、後攻の順番で爆発させてから終了となります。
(2)勝敗判定
自分の塗ったカラータイルと相手の塗ったカラータイルの数を確認します。
お互いで確認して枚数を確認し、1枚でも多く塗っていた方を勝者とします。同じ枚数の場合は、先攻の勝利となります。
この試合の場合、赤(ウォール)が21枚、青(クロス)が19枚で、赤の勝ちとなります。
以上となります。次回は、ゲームのコツを詳細に投稿します。
スライムヒーローズの説明記事も是非、読んでみてください。