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2017年6月の記事一覧

2年間、同じメニューの朝ごはんを食べ続けた結果。

おはようございます。 フォトグラファーのやんすです。 「 こんな写真 」を撮ってるひとです 最近、勤めていた会社をやめて フリーランスになりました。 詳しくはこちら 「 amanaをやめてフリーランスになりました 」 さて。僕には今年で3年目になる 毎朝の日課があります。 それが朝ごはんの写真を撮ること。 「食パン」と「目玉焼き」と「ソーセージ」と「コーヒー」 これが僕の朝ごはん。 基本的にはこの献立で1日が始まります。 (食べる時間がないときは お休み)

私たちが、自分の才能に気づけない理由

しょっちゅうプロ野球の話をしているので「野球に詳しい子」という扱いをされることが多い私ですが、自分ではあまり詳しいと思ったことがありません。 もっと野球のこと書いた方がいいよ!とか、そのうち野球の仕事くるんじゃない!?と言われるものの、私より詳しい人をたくさん知っているので、謙遜ではなく本気で「いやいや、私なんて…」と思ってしまうのです。 最近そんなやりとりを何度か繰り返していたことで、ふとこれが私たちの自信を奪っている構造なのかもしれない、と気づきました。 「好き」が

自分なくしの文法、あるいは戦争を防止する文法 --國分功一郎「中動態の世界」-感想文

 自分の周りで今ちょっとした話題になっていて、なぜか医学書院 シリーズ「ケアをひらく」から出ている、國分功一郎氏が著した「中動態の世界」を読みました。この、「中動態」という言葉と、医学書院から出版されているという2点において、おそらくこの本はナラティヴについての本なのだろうという推測をしていたのですが、やはりそうでした。そして、自分の中では、今ヘルスケアの中で注目されているナラティヴ・メディシンとか、オープン・ダイアローグとか、信念対立解明とかのアプローチの妥当性をびしっと後

「アイとアイザワ」第一話

パラパラとページをめくる。1ページにつき1秒にも満たない速度で。ページの端が弧を描き右手の親指に受け取られると、間も無く次のページが左手の親指を離れる。それはメトロノームの様に一定、かつ極めて早い速度で繰り返される。 文庫本はおおよそ300ページ、10万文字程度で構成されている。単純計算で、見開きで666文字だ。つまり、1秒にも満たない間に666文字が視界に飛び込んでくる。人間は、そんな速度で文字を読む事ができるのだろうか。彼女にそれを尋ねようものなら、きっとこう正されるだ

菅田ちゃんという音楽的な役者の話。

ここ1年ほど、菅田将暉が気になってしかたない。 au三太郎シリーズの「鬼ちゃん」でお茶の間に進出しはじめたはずで、きっとauの斉藤由貴さんのような気持ちで「菅田ちゃん」を眺めている人は多いことと思う。 ものすごく久しぶりに、それこそ私的には、妻夫木聡の登場以来に「うわ、なんかとんでもない俳優さんが出てきてしまった…」と2016年の初頭からどんどん気になり始めてしまった。「ああ、この役者は好感度・親しみとスリルを共存させ、それらを見る者に矢継ぎ早に与えながら今後すごい勢いで