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#スポーツ 記事まとめ

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2024年7月の記事一覧

初めてWWE日本公演を見た話

はじめに2024.7.27、両国国技館で行われたWWE日本公演を観に行った。 私にとって、この日が人生初のWWE観戦だ。 今回、観戦するという投稿をした時に他の方からこのような反応をいただいたのだけれども、私は元々、海外のプロレスに対して興味や関心を抱いてこなかった。 それは、海外のプロレスが嫌いだからという訳では決して無くて、現地で追えるところに愛着を抱くタイプだからなのかもしれない。 野球でもサッカーでも海外リーグより国内リーグに興味を持つタイプで、プロレスも同じ

嬉し泣きができて良かった

ゴールした後、トラックに座り込み、 安堵の涙を流した山本有真選手。 そこに、田中希実選手(New Balance)は手を差し伸べ、 森智香子選手は両手を頭にのせて、 彼女の健闘を称えました。 彼女が感じていた、その重圧に寄り添うように。 ここまで思い通りには来れなかった6/29に新潟で行われた陸上日本選手権 女子5000m。 パリ日本代表選考も兼ねたこの大会、 世界ランキング上位につける山本有真選手は、 このレースで3位以内に入れば、 代表にほぼ内定という、 大事な試合と

反骨のスポーツジャーナリスト、谷口源太郎さん逝く

スポーツを社会的視点からとらえ、政治利用や商業主義化を徹底批判したジャーナリスト、谷口源太郎さんが86歳で亡くなった。スポーツを感動的に報じる風潮が強い中で、谷口さんはそれを食い物にしようとするものを許さないという姿勢を貫いた。権力にも屈しない、まさに反骨の人だった。 長野五輪で堤義明氏を徹底批判 1938年、鳥取市に生まれ、早稲田大を中退後、講談社や文藝春秋の週刊誌記者として報道の世界に足を踏み入れた。1985年にフリーランスになった後、闘志を燃やして取り組んだのは、長

不可能を可能にするアスリート

両脚大腿義足での陸上競技への挑戦 7月です。パリオリンピックの開幕が迫ってきました。そしてオリンピックの後にはパラリンピックもおこなわれます。オリ・パラともに、これまで取材させてもらってきたアスリートの方々が出場するので、とても楽しみです。一方で、夢舞台への出場が叶わなかった選手も数多く存在します。というわけで今回は前例のない挑戦を続ける一人のアスリートを紹介したいと思います。 日本で唯一のT61クラス(両脚大腿義足)のアスリート・湯口英理菜選手は、1000人に一人と言わ