カズサク

佐久間一彦/スポーツジャーナリスト。「週刊プロレス」の7代目編集長をやっておりました。日テレG+「プロレスリング・ノア」中継、「徳光和夫のプロレス自慢できる話」にレギュラー出演。これまでにアスリートを中心に1000人以上の著名人の方にインタビューしてきました。

カズサク

佐久間一彦/スポーツジャーナリスト。「週刊プロレス」の7代目編集長をやっておりました。日テレG+「プロレスリング・ノア」中継、「徳光和夫のプロレス自慢できる話」にレギュラー出演。これまでにアスリートを中心に1000人以上の著名人の方にインタビューしてきました。

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  • 1996年からの私

    週刊プロレス7代目編集長・佐久間一彦が、三沢光晴、小橋建太、髙山善廣らプロレスラーに学んだ日々の記録。

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アスリート取材の記録【固定記事用】

今さらながら固定記事用てして私がスポーツジャーナリストとして取材させてもらったアスリートリストをつくってみました(漏れ多数)。なお、プロレスラーは「週刊プロレス」で数多く取材させてもらい、数が多すぎるため、リストには記載していません。 ★野球 王貞治/大谷翔平/清原和博/江夏豊/内川聖一/石井琢朗/井口資仁/稲葉篤紀/立浪和義/谷繫元信/張本勲/平松政次/宮本慎也/山本浩二/山本昌/中村紀洋/有藤通世/筒香嘉智/三浦大輔/新庄剛志/掛布雅之/松井裕樹/浅村栄斗/菅野智之/西

    • ベイスターズ、26年ぶり日本一。そして真の日本一へ

      2024年のプロ野球の全日程が終了しました。我が横浜DeNAベイスターズはペナントレースを71勝69敗3分の3位で終えると、クライマックスシリーズを勝ち抜いて、7年ぶりに日本シリーズに進出。日本シリーズでは福岡ソフトバンクホークスを相手に、2連敗から怒とうの4連勝を飾り、大方の予想を覆して26年ぶりの日本一に輝きました。リーグ3位だったこと、貯金が2つしかなかったことで、いろいろ否定的な意見もあるでしょうが、ポストシーズンの勝ちっぷりは見事なもので、日本シリーズは文句のつけよ

      • “神の美酒”ピスコの話

        昨年「神カクテル300」を制作した際、著者のマスターイエツネさんが「世界で人気爆発中のお酒」と紹介してくれたのが、ピスコでした。 カクテル本の制作を経て、かなりカクテルには詳しくなったとはいえ、なかなかバーに行く機会がなかったり、行ったバーにピスコが置いてなかったりで、気にはなっていたものの、味わうことができずにいました。しかし、先日ついにピスコ(ピスコ・サワー)を飲むことができました。1年の溜めが効いていたこともあり、またバーテンダーの腕が良かったこともあり、最高の一杯を

        • 偉大なるプロレスラー髙山善廣

          髙山隊長に会いに行きたかった 久しぶりの更新です。毎日アポが詰まり、予習→取材→執筆→編集→校正(以下無限ループ)の繰り返しで、休日は9〜17時勤務ののちスポーツ観戦。空いている時間がほとんどなく、noteの更新どころか運転免許の更新にも行けていません(今週行く)。 さて、8~9月にかけて休日も昼も夜もなく(7〜23時勤務)働いていたなかで、9月3日に開催された「TAKAYAMANIA FMPIRE 3」後楽園ホール大会の観戦に行ってきました。当日も18時まで取材だったた

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        アスリート取材の記録【固定記事用】

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        • 1996年からの私
          32本

        記事

          112年の時を経てメダリスト誕生の近代五種

          パリオリンピックは日本選手の素晴らしい活躍が続き、連日寝不足という方も多いのではないでしょうか。今大会は様々な種目でメダリストが誕生していますが、オリンピック種目化から112年の時を経て日本に初のメダリストが誕生日した種目があります。“キング・オブ・スポーツ”と呼ばれる近代五種にて、佐藤大宗選手が銀メダルを獲得しました。日本では馴染みの薄い方が多いと思うので、今回は近代五種の話を書いていきましょう。 古代五種と近代五種 「近代」ということは当然「古代五種」も存在しました。

          112年の時を経てメダリスト誕生の近代五種

          初老? 41歳はまだ若い。馬術競技の話

          8月です。開幕前は東京のときと比べて全然話題にならないな…と思っていましたが、連日の日本選手のメダルラッシュもあってオリンピックが盛り上がっています。というわけで、今回は92年ぶりのメダル獲得で話題となった馬術競技の話を書いていきましょう。 馬術競技は学校体育では触れることがないスポーツであり、多くの方はあまり馴染みがないと思います。実際、私もスポーツジャーナリストとして馬術連盟さんの取材や、パリオリンピックにも出場した北島隆三選手の取材の機会がなければ、何も知らないままだ

          初老? 41歳はまだ若い。馬術競技の話

          日本のスポーツはなぜ強くなったのか?②エリートアカデミー

          前回に引き続き、オリンピック前に、日本のスポーツはなぜ強くなったのか?という話を書いていきたいと思います。今回はエリートアカデミーについてです。 NTC(ナショナル・トレーニング・センター)が2008年に創設された際、JOCは3つの事業を打ち出しました。それが「JOCナショナルコーチアカデミー事業」、「JOCキャリアアカデミー事業」、そして、「JOCエリートアカデミー事業」です。エリートアカデミーは、全国から優れた素質を持つジュニア競技者を発掘し、一貫指導システムの下、将来

          日本のスポーツはなぜ強くなったのか?②エリートアカデミー

          日本のスポーツはなぜ強くなったのか?①NTC

          バルセロナ、アトランタの惨敗を受けて動き出したトレセン構想 オリンピック代表選手団の結団式がおこなわれ、いよいよパリオリンピックの開幕が迫ってきたことを実感します。少子化が叫ばれて久しい現在の日本ですが、スポーツ界は各競技に優秀な人材が揃っていて、パリオリンピック・パラリンピックでもメダル獲得が期待される選手が数多く存在します。 2021年の東京オリンピックでは地元開催ということもあり、史上最多の金27個、銀14個、銅17個の計58個のメダルを獲得しています。その前、20

          日本のスポーツはなぜ強くなったのか?①NTC

          不可能を可能にするアスリート

          両脚大腿義足での陸上競技への挑戦 7月です。パリオリンピックの開幕が迫ってきました。そしてオリンピックの後にはパラリンピックもおこなわれます。オリ・パラともに、これまで取材させてもらってきたアスリートの方々が出場するので、とても楽しみです。一方で、夢舞台への出場が叶わなかった選手も数多く存在します。というわけで今回は前例のない挑戦を続ける一人のアスリートを紹介したいと思います。 日本で唯一のT61クラス(両脚大腿義足)のアスリート・湯口英理菜選手は、1000人に一人と言わ

          不可能を可能にするアスリート

          焼肉研修のススメ

          コロナ禍以前は新入社員に対して「焼肉研修」なるものをおこなっていました。文字通り焼肉を食べながらの研修なのですが、単なる飲み会ではありません。これは取材現場やお偉いさんとの会食での振る舞いを覚えることを目的としたものです。 なぜ焼肉が取材現場や会食での振る舞いを覚えることにつながるのか? その理由は焼肉を食べる際はやるべきことが多いからです。寿司屋はカウンターに座れば勝手に出てくるし、コースディナーは客がやることは何もありません。鉄板焼きや天ぷらも職人さんがすべてやってくれ

          焼肉研修のススメ

          井浦新さんとプロレス

          「Fortune Dream 9」開催まで10日を切りました。今回も大変魅力的なカードが並び、“熱い小橋プロレス”が見られること間違いなしでしょう。 さて、試合と並び毎回注目を集めているのが小橋建太トークバトルです。過去の対戦相手は、長州力、天龍源一郎、佐々木健介、蝶野正洋、豊田真奈美、前田日明、川田利明&田上明、スタン・ハンセンと、プロレス界のスーパーレジェンド揃いです。そんなトークバトルが今回は新展開を迎えます。(第1回のときの話はこちらから) 対戦相手は俳優、モデル

          井浦新さんとプロレス

          人が成長する褒め方、人をダメにする褒め方

          大学受験を控える高校3年生の娘が、模試で学校1位の成績をおさめ、嬉しそうに報告してくれました。他のお父さん同様、私は娘には甘いため、小さい頃から常に褒め続けてきました。当然、娘も父はいつも何かあったら褒めてくれる人ということを認識しています。高校生にもなると、なかなか褒める場面も少なくなってきますが、「いつも遅くまで勉強してた成果が出てすごいね」と自分のことのように喜んで、「すごい」と褒めちぎりました。 「褒める」のは簡単です。ただ、人(とくに子ども)を褒める際には、褒め方

          人が成長する褒め方、人をダメにする褒め方

          筒香報道とロッシー新団体

          一連の筒香報道で気になったこと 「筒香、巨人入り!」 MLB挑戦を続けていた筒香嘉智選手が日本球界に復帰、古巣のベイスターズではなく、巨人に入団すると、スポーツニッポンが報じたのはおよそ1週間前。どこから得た情報かは定かではありませんが、この報道で「巨人入り決定」のような空気となり、SNSではさまざまな意見(批判)が飛び交いました。 正式な発表ではないにもかかわらず、一部では筒香選手がベイスターズに戻らないことに対して、かなり過激な言葉で批判する人もいました。あるいは移

          筒香報道とロッシー新団体

          ベイスターズが26年ぶりに優勝するための5勝4敗のススメ

          2024年のプロ野球が開幕しました。昨年、阪神タイガースが1985年以来の日本一に輝いたことにより、我が横浜DeNAベイスターズは12球団でもっとも優勝から遠ざかっている球団となってしまいました(最後の優勝は1998年)。 そんなベイスターズは開幕から3カード9試合を終えて、すべて勝ち越し、6勝3敗の首位と、スタートダッシュに成功しました。開幕前はエースの今永昇太選手がメジャーに移籍し、サイ・ヤング賞右腕トレバー・バウアー選手もメジャー復帰を目指して退団。昨シーズンの先発三

          ベイスターズが26年ぶりに優勝するための5勝4敗のススメ

          サムライTV「バトル⭐︎メン」最終回

          「3月31日までに記事を書くことで連続投稿を37ヶ月まで伸ばすことができます」 こんな通知がnoteから来たので書くことにしました。忘れていたとか、ネタがなかったとかではなく、この2〜3月は常軌を逸した尋常ではないレベルで多忙だったため、通勤電車の中でもやるべきことが多く、仕事以外のことに頭を働かせる余裕がなかったのです。 最後の休みが2月4日で(次の休みは30日)、それ以降は取材、打ち合わせ、執筆、編集、校正、ブッキング、出演…etc。2月はアポがなかったのは1日だけで

          サムライTV「バトル⭐︎メン」最終回

          チョコレートと蕁麻疹

          本日2月14日はバレンタインデー。昨今は友達同士でチョコを贈り合う文化が浸透し、JKの娘は数日前から何やらせっせと大変そうでした。数年前までは「パパが本命」と言っていましたが、すでに王座からは陥落しています。まぁ、そんなもんでしょう。 さて、チョコレートはプロテインやプロテインバーでも人気の味です。バニラやイチゴと並んで古くからの定番であり、チョコレート味のプロテインを愛用するトレーニーも多いと思います。また、お土産の定番商品でもあり、老若男女問わず愛されていますが、実は私

          チョコレートと蕁麻疹