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#編集 #ライター 記事まとめ

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編集、ライター、コンテンツ、メディアなどに関する記事をまとめていきます。
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2019年9月の記事一覧

ロフトワーク・松井 創さんに聞く、「共創空間の設計法」【後編】

こんにちは。インタビューサイト「カンバセーションズ」の原田です。 カンバセーションズを共創のプラットフォームにすることを目指すインタビューシリーズ、 今回はロフトワークの松井 創さんに、 場/空間としての共創プラットフォームをテーマにお話を伺っています。 前回は、若いエネルギーが集まる東京・渋谷の共創空間「100BANCH」のコンセプトや場づくりにおけるポイントを色々伺ってきましたが、 後編では、3年目を迎えた100BANCHの展望や、 同じく松井さんが担当し、今年11月に

ロフトワーク・松井 創さんに聞く、「共創空間の設計法」【前編】

こんにちは。「問い」をカタチにするインタビューメディア「カンバセーションズ」の原田です。 またまた久しぶりの更新となってしまいましたが、 カンバセーションズを「共創のプラットフォーム」にするためのヒントを探るべく、 さまざまな方たちにお話を伺っているインタビューシリーズも回を重ね、 今回で5回目になりました。 今回お話を聞くのは、豊富なクリエイターネットワークを背景に、ブランディング、Web、空間、映像、コミュニティなど領域を横断したデザインプロジェクトを手がけているロフト

大学生が個性を身に付けたければ勉強すれば良いという話

今、世の中では 「個性の時代だ!」「人と同じじゃだめだ!」「学生のうちに個性を!」と叫ばれている。たしかに就職難のこの時代、人と同じことをしているだけだと淘汰されてしまうのかもしれない。 そこで大学生は色々なことを考える。例えば留学に行ってみたり、色々なボランティアをやってみたり、サークルの代表になってみたりする。確かにこれらは素晴らしい経験で、近い将来、エントリーシートに書く材料にもなるだろう。 しかし、もっと簡単に、かつ、もっと珍しい個性を身に付ける方法がある。

時価総額1兆円バイオベンチャー「セラノス」の栄光と崩壊(山崎繭加)

山崎繭加の「華道家のアトリエから」第3回 “Bad Blood: Secrets and Lies in a Silicon Valley Startup” (悪い血:シリコンバレーベンチャーの秘密) by John Carreyrou (ジョン・キャリールー)   2018年5月出版   *日本語版は集英社より刊行予定  「そうなるまで、そうであるふりをせよ」“Fake it, until you make it.”は、「そうなるまで、そうであるふりをせよ」という意味の

ある雑誌のコンテンツ戦略を1万字で語ってみる。

編集者になって2年目の夏、いきなり『編集会議』という雑誌を任されることになった。 雑誌名の通り、同業である編集者や編集者を目指す人向けの雑誌をつくることは、最初から最後まで恐縮でしかなかった。 それでも、僕がつくっていた2015〜2017年の3年間、季刊誌だから春と秋とで合計5冊を刊行し、販売売上は担当以前よりも3倍以上、トータル300%アップした。 ささやかだけど、出版、とりわけ雑誌不況下における快進撃(と言ってみたい)。 このnoteでは、その裏側でやっていたこと

2つの地域で作るローカルメディア「SとN」制作者インタビュー (後編)

こんにちは、「〇〇と鎌倉」の狩野です。前回は、ローカルメディア「SとN」編集統括を務める西日本新聞社 末崎光裕さんに、佐賀県と長崎県のふたつの県でつくるメディアの形についてインタビューしました。 ー 福岡に拠点を置く末崎さんは、九州内の各地域と福岡をつなぐ「〇〇と福岡」の構想もあるということですが!? 末崎:そもそも「〇〇と鎌倉」って、すごいタイトルですよね。土地の名前が2つ連なってるだけなんですが、一瞬で自分ごとになるというか、このペーパーと関わりが生まれます。こんなに