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#ゲーム 記事まとめ

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noteに公開されているゲーム系の記事をこのマガジンにストックしていきます。コンソール、PCなどのビデオゲーム、ソーシャルゲーム、ボードゲームなど。
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2023年7月の記事一覧

観戦が楽しくなる!スプラトゥーンを「サッカーのポジション」から理解する【前編】

突然ですが、こちらの動画をご覧ください。 この動画は、スプラ系Vtuber「ロロイト・シャンベル」さんが、Splatoon3の前衛の役割について分かりやすくまとめてくださっている動画です。私もスプラトゥーンをチームでプレイするのでこういった動画はよく見るのですが、ここまでスッキリ単純明快に分かりやすく説明されているものは初めてで、めちゃくちゃ勉強になりました(すてまじゃないよ)。 それと同時に、今までスプラトゥーンに関して薄々感じていたことが確信に変わりました。それは、「ス

20年以上続けてきた遊戯王カードを卒業する話

「俺、遊戯王は卒業したから」 そんな言葉が嫌いでした 来年2024年の2月で25周年を迎える遊戯王オフィシャルカードゲーム。 当時、小学校3年生の時に初めて1枚の《ブラック・マジシャン》を手にしてから、手放すことなく集めて続けて現在33歳。 今まで、知人・友人が何人も「卒業」という言葉で「中退」してきたこのゲーム、きっと自分はおじいちゃんになっても続けているのではないかと、ずっと思ってきました。 しかし、去年くらいから、いつの間にか自分があまりにもカードに触れていないこと

長年のコレクションを全て手放した日

先日の日記で書いた通り、3月に緊急入院して1ヶ月ほど病室から出られないほど重症の状態が続いた末、5月に一時退院したところ。 今後は手術を控えているなど長期的な治療が続くので、現在の仕事もいったん引き上げる。その際に、大量の荷物を引き取らなければならなくなった。 でも、私が現在利用しているトランクルームには、80年代から長年集めていたゲーム、パソコン、CD、書籍など趣味のもので埋め尽くされていて、それらを置くスペースはない。 さてどうするか…、と考えたところで、ふと思った。

FF16から考える「感情を想像すること」の難しさ

ドミナントの事を書こうと思って色々自分の中の感情や考察を整理しているのですが、すればするほどこのFF16というゲームにおける「キャラの持つ感情」を理解することの難しさに気付き、また感嘆してしまうので、メモがてら、その辺のことをちょっと書いてみようと思います。 有難いことに、ツイートやfusetter、このnoteでの内容が割と読んでくれた方から好評なのと、現実でも割と他人の気持ちを読み取る事を得意としてきたので、そんな自分がFF16をプレイして、何を感じ、何に驚いているのか

ゼルダの伝説 Tears of the Kingdomが取り戻した「アタリマエ」だった3Dゼルダの魅力

ゼルダの伝説 Tears of the Kingdomを、100時間かけてクリアした。その時の感動は忘れがたく、プレイヤーとしての満足感とともに、一人のゲームクリエイターとして、「こんなものを見せられて、俺はこの後いったい何を作ればいいんだ?」と、打ちのめされる感覚すら覚えた初めての体験だった。 まずこの記事ではネタバレはしない。ネタバレが含まれる批評については、別記事に分けたうえでそのリンクを貼るので、未クリアの方も安心して読み進めてほしい。 ただそうなると、絶賛部分が

【ネタバレ全開】ゼルダの伝説 Tears of the Kingdomをクリアした時の感動は、何だったのか

(注1)本記事では、ゼルダの伝説 Tears of the Kingdomのラストバトルを全てネタバレします。クリアした人だけ読んで下さい。まだクリアしてない人は、感動を奪いたくないので、引き返して下さい。 (注2)本記事は、以下のTotK批評記事のネタバレ部分のみ切り出した形式のものです。 両方お読み頂くと、より理解が深まると思います。 軽く↑の記事で説明した前提だけ共有しておくと、私は「BotW以前の3Dゼルダが大好きだった、BotWはちょっと自分の期待と違う方向に

『悪魔のゲーム』─ファミリーコンピューターの思い出

40年前の今日に何をしていたのか、僕は明確に覚えている。 僕は平塚の忠実屋まで、予約していたファミリーコンピューターを受け取るために、嬉々として自転車を漕いでいた。 当時ゲーセン少年だった僕は、家でいくらでもテレビゲームが遊べる夢の8ビットマシンの登場に衝撃を受け、その発売を店頭チラシで知ってから、地道にこづかいを貯め続けていたのだ。 貧乏な中学一年生にとって1万4800円(消費税なんてなかった)は目も眩むほどの大金だったが、それが確実に効率の良い投資であることは明らかだっ

ゲームデザインと、それをどう伝えるか

ここ1年くらいバードヒーローというゲームを作ってまして、 それがある程度お見せできるものになってきたので、 試遊版として公開することにしました。 正式なリリースはもう少し先で、まだまだ作ってたりしますが・・。 ほど良い区切りなので考えてきたことをnoteに書いてみようかと思います。ざっくりと「ゲームデザイン」と「ゲームを伝える」というテーマです。 ゲームデザイナー視点とプロデューサー視点の話です。 興味がある方はどうぞ。 バードヒーローの概要プレイヤーが鳥に乗るアクションゲ