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#ゲーム 記事まとめ

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noteに公開されているゲーム系の記事をこのマガジンにストックしていきます。コンソール、PCなどのビデオゲーム、ソーシャルゲーム、ボードゲームなど。
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2019年6月の記事一覧

esportsになれないどうぶつタワーバトル

1.はじめにみなさんはじめまして! どうぶつタワーバトル(以下DTB)のオンライン大会や攻略サイトの運営をしているだずんという者です 今回はDTBの上位層はどんな世界なのか、それからどうしたらesportsとして成り立つのか? ということについて(色々間違いとかがあるかもしれませんが) お話ししていきたいと思います 2.どうぶつタワーバトルとは?みなさんの中にも知ってる方が多いと思いますが簡単に説明しますね このゲームのルールは どうぶつを台から落とさないようにする

1年かけて100人ちょっとで遊んだ「一年生ゲーム」がエンディングパーティを迎えた話、または、初対面なのに親近感のあるひとたちと会った話

書いた人:ニルギリ(一年生ゲーム作者) (展覧会会場では、こんな説明文がありました) 事情がなかなか混み入っていて、一年生ゲームのことをどうまとめたらいいのかわからないままこの文章を書いている。 一年生ゲーム開始からほぼ丸一年経った2019年5月31日金曜日の夜、一年越しで集まってくれた40人程度の皆さんと展覧会会場だった3331でエンディングのパーティを開いた。とてもささやかだったけれど、とても感動的なパーティだった。「世界で初めての何かに参加している」という熱が確か

激白!田舎実店舗個人カードショップ喫茶、1ヶ月の売り上げ事情!

こんにちは。地方にてカードゲーム・ボードゲームの喫茶店をやっております「すのめろ」と申します。以後お見知りおきを。 今回はお客さんから「1ヵ月の売り上げデータ書き出したら売れるんじゃない?」という感じのメッセージを頂き、「なるほど確かにそれは面白い!」と思い、急遽作成しました。 下手な記事を書くよりは、ある程度の需要も一定の層にあるのでは?と考えてます。 地方の田舎実店舗カードショップ(喫茶含め)の極寒な現実が垣間見える瞬間ですね。一種の暴露回です。 これを書いてるの

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会社員を辞めました。

はじめに。自分のことをあまり知らない人にもこの記事を読んでほしい気持ちがあるので、簡単な前書きから始めさせてもらいます。 僕は26歳の会社員で、会社にいる時間以外はほとんど対戦ゲーム(スマブラSP)をプレイしています。「競技として」と言って差し支えないくらいに時間やお金、なにより情熱をかけてプレイしています。 そんな僕ですが、6月28日をもって会社員を辞めました。 この記事では、会社員を辞めた理由と、今後の活動についての話を書いていこうと思います。 会社員を辞めた理由

ゲームライターに「基礎教養」は必要か

 カワチさんのゲームライターラジオに呼んでもらってから、「ゲームライターは『基礎教養的ゲーム』をどれくらい遊んでおくべきか」についてずっと考え続けていて、配信では「基本的には必要ないんじゃない?」みたいなことを言ってたんだけど、考えれば考えるほど「やっぱり必要なんじゃないか」と思うようになってきた。  で、自分でもちょっと面白いテーマだなと思ったので、ここらで一度考えを整理しておこうと思ってこれを書いています。あくまで僕の個人的な意見であって、特に一般論でも、このマガジンの

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「選択肢」と「可能性」どちらが大事?それ、遊戯王カードが教えてくれます

トレーディングカードゲームの遊戯王オフィシャルカードゲーム(以下、遊戯王OCG)には禁止カードという概念があります。 そこに名を連ねるカードたちはデュエル(プレイヤー同士の対戦)での使用ができません。強力すぎて、ゲームの面白さを損ねてしまうからです。 先日、カードゲームの企画を考えるのにあたって、そのリストを一通り見てみる機会がありました。カードゲームにおける強力なカードとは何かを考えるのにあたり、参考になるデータだと思ったからです。 すると、禁止カードにはある系統の効

オートチェスが採用した人類の叡智 "複利"の魔性

その日、人類は思い出した。レベルに支配されていたオートチェスを。ガチャの中に囚われていた複利を……。 これまでオートチェスの魅力や面白さの所以はいくつか語られてきたが、僕としては利子(複利)を対戦ゲームに採用した点がたいへんに優れていると思い至った。 ということで、今回は利子なるものがいかに人類を豊かにし、また破滅させてきたのかを振り返りつつ、オートチェスにおける利子について考察していく。 ※この記事では「オートチェス」を対戦ゲームのジャンルとして使用する。 【オート

やねうらお特別インタビューin BM9820AT<書き起こし永久保存版>

こちらは、フリーゲーム「BMS」の20周年を記念して開催された「BM9820A-BM98 20th Anniversary- in Tokyo」内でのイベント「やねうらお特別インタビュー」の様子を、日本語にて文字起こししたものです。 実際のインタビューの様子は以下youtubeにアップロードしております。 (無料でどなたでもご覧いただけます。) こちらの記事はインタビュー動画の会話を文字起こしし、海外の方々が翻訳して読むことを前提として作成されました。そのため、youtu

ソシャゲにおける、課金と推奨意向の関係性

前回はTikTokの分析を行いましたが、そのときゲーム関係のリクエストが多かったので、FGO(Fate/Grand Order )と、競合A、B、Cの3アプリを対象に調査・分析しました。回答者数は各アプリ360名で、内容は前回に引き続き、推奨度の調査(NPS®調査)となります。 今回はNPS®の効果を検証するため、推奨度を問う設問に加え、 ・SNS投稿経験 ・課金経験 ・ゲームを始めたきっかけ なども同時に聴取しました。 ※NPS®の定義や詳細については、前回の記事

脱出ゲームの世界選手権のためにポーランドへ行ってきた話

行ってきました。日本を背負って世界と戦ってきたぜ。 楽しかったのでここに参戦記を書きます。 第1章 メンバー集結編5月某日。 突如ツイッターにこんなツイートが流れてきました。 どうやらリアル脱出ゲームの世界選手権が行われるそうです。楽しそう!すごい! おもしろそうだし参加したいよね… 最大4人チームで挑むチーム戦らしいので、謎解きが強そうな4人でメンバーを組みます。 予選を突破するとポーランド行きなので、予定などが無く海外に行けそうなメンバーを集める必要がある(ここがむ

いかにしてプロデューサーと手を取り合うのか。PとDの適切な分業関係

プロデューサーの仕事と、どうやって彼らとうまくやっていけばよいのかという質問をもらったので書いてみようと思う。 残念ではあるが、受託開発だと、非常に多いケースではある。 プロデューサーという仕事は何なのだろうか。ゲーム制作側から見るとわかりにくいのでその説明と、制作側から見ての視点を書いてみよう。 その後、どうやって協力していくのか、どうすればプロダクトが売れるのかを理解できるのかを書いていく。 プロデューサーとは何か?アイドルマスターが流行ってから、しきりにプロデュ

「昔のRPGの方がかったるかった」は本当なのか

※100円に設定してるけど最後まで無料で読めます(冒頭の画像に他意はありません)  岩崎啓眞さんがブログで「昔のRPGはかったるい」と書いているのを見て、あれっと思ってこんなことをツイートした。  これ、僕の体感だとまったく逆だったんですよね。ざっくり言えば、昔のRPGの方が全体的にサクサク進んで、今のRPGの方がもっさりしている印象があった(いや、ホントにかったるいゲームもたくさんあったけど! 少なくとも「天外魔境2」とか全然かったるいとは思わなかった)。 「天外魔

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WCSを夢見た田舎者が夢破れたお話

こんにちは。 タイトルの通り、今回はデッキ構築の記事でも詐欺記事でもありません。 今年1年間の振り返りと来年に向けての展望をつらつらと書く記事なので、読んでも大したメリットはないと思いますが、最後まで読んでいただけると何かいいことがあるかもしれません。 1.2019シーズンに入る前のことご存知の方も多いとは思いますが、私は3年前に岡山でポケモンカードを始め、てつさん(twitter@herotetsu)というプレイヤーに競技としてのポケモンカードを教えてもらいました。