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#仕事 記事まとめ

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働き方から採用、転職、仕事の仕方など、noteに投稿された仕事に関する記事をまとめていきます。
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2023年5月の記事一覧

良い大学案内を作って、オープンキャンパスで刈り込む”だけ”の時代は終わった

大学の入学者確保に用いられていた方法は以下のような形が王道でした。 良い大学案内を作り、媒体に掲載して、興味をもってくれた高校生がオープンキャンパスにきて、そこで説明して出願する。 ただし、少子化や学びの細分化により、従来のステップがだいぶ変わってきています。具体的にどんな方法なのか、一挙解説します。 オープンキャンパスに行かない高校生たち コロナ禍により、多くの高校生が大学のオープンキャンパスに行く回数が減っていると報告されています。新型コロナウイルス感染症の拡大に

「Web制作会社がなくなるってホント?」Web制作会社を14年間経営した筆者が現状と未来を検証してみた。

こんにちは。和田へいです。 経済産業省の統計によると、web制作会社を含む「課金・決済代行及びサイト運営業務」の2022年の合計売上高は、約1兆2191億円だそうです。 2019年から3年間で成長率が約30%と、新型コロナの発生に伴いインターネット業界の中でもweb制作周辺の売上高が急速に伸びているのがよく分かります。 うちの会社も似たような売上成長率になったのですが、手腕ではなく時代だといま理解しました。そんなコロナ特需とも言える状況の一方で、Google検索のサジェ

「東京レインボープライド2023」出展ブースの設計でデザイナーがこだわったこと

こんにちは!BASEのUI/UXデザイナーで、BASE社内Allyコミュニティ「BASE_rainbow」リーダーのmunechikaです。 ※Ally(アライ):LGBTQの人々を理解し、支援する人々。BASEのAllyコミュニティではLGBTQだけでなくあらゆるマイノリティに対して寄り添う人々を指す言葉として使用。 先日4月22日〜23日に東京・代々木公園で開催され、約20万人が来場したアジア最大級のLGBTQ関連イベント、東京レインボープライド2023(以後、TRP2

"ぬるま湯"にならない”心理的安全性”をつくる

この信念で、筆者は、創業したスタートアップの経営や前職の大組織マネジメントに、取り組んできました。 ”心理的安全性”に向き合い、沢山の失敗と成功を重ねてきたなかで学んだことについて、以下ツイートをしたところ、多くの方から共感の声をいただきました。 ”心理的安全性”は、ただの流行で終わらせるべきではなく、多くの組織が長期的に向き合うべき重要なテーマだと思っています。 しかし、安易に”心理的安全性”というキーワードやよくある施策事例に飛びつくと、その効果を全く得られず、逆効

売れるモノと評価されるモノの違い

お店やブランドをやっていると、お客さんに売れるモノと業界内で評価されるモノが必ずしも一致しないことがある事に気づきます。この違いを知っている事は商売をしていく上でとても大事ではないでしょうか。 カンヌ映画際にみる売れるモノと評価されるモノの違いカンヌ映画際で是枝監督の「怪物」が脚本賞や日本映画初のクィアパルム賞を受賞したというニュースがありました。受賞おめでとうございます。 是枝監督とカンヌ映画際と言えば、「万引き家族」で最高賞のパルムドールも受賞しています。 では「万

【インサイトから、どう具体策に落とすか?】ボドゲホテル編

私はPRや、商品企画などを仕事にしています。最近ハマっている「WTIS」という企画フレームについて、ボードゲームホテルを事例にお話できればと思います。 WTISとは「WTIS」とは私が勝手に決めた企画フレームです。 「WTI」(ゴール・ターゲット・インサイト)」を設定することに加えて、最後に「S」(SNSスパイス)を加えることがポイントです。 「考えた企画は、SNSで拡散する要素はあるか」をチェックすることで、企画がギュッと引き締まります。実際ここ数年、このフレームで考え

読者が聞きたいことを質問できるよう取材に取り組みたい

はじめまして。 募集期間たった10日間、東スポ独自の超ゲリラ採用…改め〝超デジャブ採用〟を経て入社しました、日影舘一道です。今年度の新入社員は私含めて6人でした。 「今年も東スポnoteで新入社員の仕事ぶりを紹介してもらうからよろしくね」と編集長に頼まれ、グループLINEで書く順番を相談したところ5人とも既読スルー。仕方なく私が強引にあみだクジで決めたら「勝手に実施されたくじに効力あるのか疑問ですなあ」と駄々をこねる同期。トップバッターの押し付け合いとなりましたが、仲良しでや

体調を崩して感じた組織文化の重要性

先週から今週にかけて、なんだか体調が思わしくなく、会社の方で業務量の調整をお願いしました。みんな素早く動いてくれて、ミーティングや作業時間を減らすことができ、本当に助かりました。 「体調が悪い」と言っても、「熱がある」とか「咳が止まらない」とか「お腹が痛い」と言った症状はなく、「なんとなくだるい」「頭が働かない」といった類のものでした。 直前まで、子どもが熱を出してケアし、今度はパートナーが熱を出して看病しながらワンオペし、そんなことをしながら仕事を猛烈にこなしていたので

北海道の豊かな未来を地域の視点で描くポッカサッポロ北海道の取り組み

ポッカサッポロには北海道限定商品「リボンナポリン」や、北海道産素材(以下、道産素材)から生まれた「北海道コーン茶」「富良野ホップ炭酸水」「北海道夕張メロンソーダ」など、北海道にまつわる商品が数多く存在します。   これらの商品を軸に、北海道エリアに特化した営業・マーケティングを担うのが、ポッカサッポロ北海道株式会社(以下ポッカサッポロ北海道)です。扱う商品は同じですが、独自のビジョンを掲げて地域との関係性を重視した経営に注力しています。 今回は、ポッカサッポロ北海道の代表を

成長速度が早い人は、具体的なことから抽象を抜き出し転用できる人

こんにちは! 最近「成長速度が早い人とは何か」みたいなテーマでちょっと考えてたんですが、結局「1のことから、10を学べて、実践で100使える人」みたいな感じなんじゃないかと思いました。 このことについて書きます! どういうことか?どういうことかというと・・・。 シンプルに、1つの学びがあったときに、1つのことにしか使えない、という場合は1つのことしかできるようになりません。 しかし、1つの学びがあったときに、それを抽象化することで10の学びにし、それをさらに100回

水族館で働きたいあなたへ

「水族館で働きたい!」そんな夢を持っている人へ、僭越ながらメッセージを贈ります。役に立つかはわかりませんが、一つのケースとして考える材料にしてもらえたら嬉しいです。 こんにちは 私は北海道の北見市という街にある「北の大地の水族館(山の水族館)」という小さな淡水魚の水族館で館長をしています。毎年何人もの進路に迷う方からTwitterのアカウントにDMをいただきその都度できる範囲でお答えしてきました。この記事ではなるべく普遍的な内容で、水族館で働くための進路に関してどう考えれば

アメリカの職場ではなぜドキュメントも無いのに人が去っても問題ないのだろう?

アメリカの職場にいると、日本にいるときよりも身近でレイオフだとか、職を変えるというのを頻繁に見かける。先日もそういう場面があったのだが昔日本で働いていた時のことを思い出した。 ドキュメントを書く理由 日本のソフトウェア企業にいたときは、「納品物であるから」という理由以外にも、「人がいなくなったときに会社が困るから」という理由でもドキュメントを書くことが推奨されていた。しかし、少なくとも今の職場ではそんな理由でドキュメントを書くのは推奨されていないのに、なぜ問題にならないのだ

国税庁発表を踏まえたスタートアップ株式報酬の明るい未来

村上です。先ほど日経新聞からも報道が出ましたが、本日5/29に国税庁(と経済産業省)からスタートアップ関係者向けに信託SOの課税関係に関する説明がなされました。岸田政権下においてスタートアップ政策が注目を集めるようになったタイミングで、なぜブレーキをかけるようなことをするのか、既発行分にも訴求(※国税庁は訴求するというより元々給与課税として納税されているはずというスタンス)されるのか、とネガティブなイメージばかりに目がいってしまいそうですが、私のnoteでは「未来思考」で、未

「問題」が解けなければ、解ける「問い」に置換すれば良い

過去、様々な(データ)分析業務に正業・副業問わず携わってきました。どの現場も1つとして同じ悩みは無かったけれど、どの現場も総じて同じポイントで躓いていました。それは「"問題"と"問い"の定義がヘタ」なのです。 「商品Aが売れない理由は何で、どうしたら良いですか?」「ECサイトの売上が下がってきたのでネット広告をやるべきですか?」「リアル店舗の売上が下がってきた、どうしよう!」「色の種類は増やすべき?」「流行りのクーポンを配布すべき?」「自社サイトは持つべき?」…他さまざま。