【コラム】『しのぎを削った好敵手Part4(甲府、新潟、金沢、山口、徳島)』~2022年にJ2で対戦して印象に残った選手~
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ヴァンフォーレ甲府MF山田陸
攻守の切り替えやプレー強度が需要視される現代サッカーにおいて、パスで試合を組み立てる司令塔は絶滅危惧種になりつつある。中盤の底に入るボランチは、ディフェンスラインの前に位置するフィルター役を任されることが少なくない。どのチームでも試合に出ているボランチには守備的MFとしての能力を求められている。
甲府のアンカーを務める山田陸は正確なパスと広い視野でビルドアップの中心を担っていた