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東京ヤクルトスワローズ 記事まとめ

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2022年7月の記事一覧

【7/29・30阪神戦●●】駅前の吉野家が、黄色くなる世界で。

ここにいると、なんだか世の中の人は全員、阪神ファンなんじゃないかと思えてきた。 梅田駅から阪神電車に乗る人はほぼ黄色いユニフォームに身を包んでいたし、座席の前後両隣はもちろん阪神ファンったし、おまけに甲子園駅前の吉野家は、オレンジではなく黄色だった。 でも普段、なんというか比較的、ビジターファンに寛容である世界で生きていると、この街全体でアイデンティティーを確立したような世界は、それはそれで非常におもしろかった。考えようによってはそれはテーマパークであり、ディズニーやもし

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【7/24広島戦○】時には休んだって、大丈夫。

当たり前に見えるものは、当たり前でないのだと、気づいた2週間だった。 ネクストバッターズサークルの村上くんが打席に向かうとき、ベンチに戻ってくるてっぱちと軽く会話を交わすのを見ながら、私は改めてとそう思う。おかえりてっぱち、よかったねむねちゃん、と、ぽんと肩を叩きたくなる。 やっぱり、なかなかにしんどい2週間だった。どれほどうまくいっている時でも、こんなにガタガタと崩れてしまうものなのか、と、つくづく思った。それはほんとうに、少しの差なのに、一勝はやっぱり遠かった。 て

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『適応力』

※本内容は、個人的な意見や推察が含まれております。あらかじめご了承ください。 2022年7月23日に長崎で行われたフレッシュオールスター。 東京ヤクルトスワローズの赤羽由紘選手がサヨナラ3ランを放ち、育成選手ながらMVPを獲得した。 その前年度は、現在一軍で活躍している内山壮真選手がMVPを獲得しており、スワローズの若手選手が次々と台頭してきている。 今から11年前の2011年にも、このMVPを獲得した一人のスワローズ戦士がいる。 荒木貴裕選手。その人だ。 ▲▽▲

【7/24 ○ヤクルト4-2広島】祝!キャプテンテツト復帰!&祝砲!!サンタナさん、長岡くん、オスナさんお祝い弾!サイスニードさんの安定したピッチング!良い形で後半戦に臨めますね♪

おはようございます。だまちゅんです。 ホントに毎日暑いですね!(^^;) 最近不思議に思っているのですが、こんなに暑いのに私の家の周りではセミがほとんど鳴いていないのです。。。 木々も生い茂った素敵な環境のはずなのにw でも、神宮球場に行ったときはセミが鳴いていたんですよねー。。 そうか!セミもヤクルトを応燕したいんだね!だから神宮球場に集まっているんだね!(^^) というアホなことを考えている場合ではないですね。。仕事せねば。。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

【7/23広島戦●】でもそこには村上くんのホームランがある。

遅れて神宮につき、中に入ったら、そこにはもう先発じゅりの姿はなかった。 神宮に向かう電車の中で速報を見るたび、失点は増えていたわけだけれど、とうとう6失点となっていたところで、どうやらピッチャーは交代したらしい。 いやいやまだ神宮着いてないのに、というか1回終わってないのに、じゅりいなくなっちゃったよ!!と、私は思わずむすめに言う。まったくほんとうに、野球というのはいろんなことが起こる。 この、遅刻して向かっていたらすでに6失点。という状況、たまにあるのだけれど(あるん

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【7/22広島戦●】どんな場所にも場面にも、成長の種がある

「あれ、ぐっちスタメンでコールされてる!」球場の外に、パトさんの声が聞こえてきたのを聞いた息子が言う。「ほんまやん!急いでいこ!!」と、私は足を早める。今日は息子の塾がおやすみだったので、子どもたちと3人で久々の神宮である。ちなみに夫はまたもや出張中である。もうだいたい出張である。 ぐっちは1回裏、さっそくタイムリー2ベースを打った。この状況になってから初めてのスタメンで、最初の打席がさっそくチャンスで回ってきて、そこで結果を残した。「ここぞ」で打つ難しさをこの二週間ほどひ

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【7/20巨人戦○】一勝の難しさと、任せる勇気を知るからこそ

歯車というのはこんなに簡単に狂い、でもこんなに魔法のようにスムーズにまた噛み合いだすのか…と、なんだか狐につままれたような気持ちで、スマホの画面を眺めていた。 でもそれはもちろん、魔法でもなんでもない。それどころかスムーズに見えるそれは、結局のところ、みんなの紆余曲折とそして葛藤と、なんとか折れずに踏ん張ったことが、運んできたものなのだ。 夫と息子がパリサンジェルマンの試合を国立競技場に観に行くと言うので、私とむすめはおいしいものでも食べに行くか!と、築地のビストロを予約

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【7/19巨人戦○】それはかけがえのない一勝だ。

武岡くんは3塁でにこにことかわいいガッツポーズをした。そうそうそういうのが見たかったのだ、と、私は思った。みんながいない間に、若い子たちが活躍しまくって、みんなが帰ってきたときにどうしよう誰と入れ替えよう…!!と、(勝手に)悩むような状況を、私はきっと待っていたのだ。 でももちろん、もちろん、現実はそんなに甘くはなかった。ヤクルトは6連敗をし、二軍のみんなはなかなか打てず、守れず…の日々が続いた。連敗におけるあらゆる感情を思い出した。投打が噛み合わない日々の、それぞれの胸中

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【7/17横浜戦●7/18巨人戦●】それでも戦うヤクルトの姿を、息子と見られること

★こちらは全文無料で読めます!★ 私はまた、大好きなムーンライト・シャドウの一節を思い出す。 そういえば前にこの一節を書いたのも、巨人戦だった。2019年、それは、16連敗があった年だ。 あれからヤクルトにはほんとうに、いろんなことがあり、優勝し、日本一にもなり、最速のマジックが点灯し、…そしてそれはあっというまに消滅し、そして今チーム最大のピンチを迎え、またこの一節をかみしめている。 ♢ 二ヶ月ほど前に取ったハマスタのその席は、目の前を選手が通る楽しい席だった。私

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【7/16横浜戦●】まだまだこんなもんじゃ、ないはずだから。

な…なんだったんだ…。と、私は思わずつぶやく。なんかよくわからないけれどもサヨナラ負けをする。と、いうのは、しばし見られることではある。ぽかんとしている間に、相手チームの歓喜が画面いっぱいに映る。しかし考えてみれば、逆のことも何度かあったのだ。サヨナラって、そういうものなのかもしれない。 当然のこと、サヨナラのピンチ(相手にとってはチャンス)の場面では、とんでもない緊張感が、バッテリーにも野手にも漂う。もちろん、見ているこちらの胃も痛めてくれる。普通ではない空気が、球場を、

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【7/13中日戦●】それは崖っぷちのプライドかもしれないけれど

村上くんはこのチームのピンチを受けて、話した。 まるで、不安でいっぱいだったこちらの気持ちを、なだめるかのように。だけどそれはきっと、チームのみんなに伝えるための言葉だったのだ。僕が引っ張っていくから大丈夫だ、と。きっと動揺だって不安だって抱える、チームメイトに伝えたかったことなのだ。 たった22歳の選手が、本気で、みんなを引っ張っていこうとしている。 ♢ 試合前、いつものナゴヤドームを背景に映し出されるスタメンを改めて見ていたら、なんだかめちゃくちゃ、緊張してきてし

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【7/14中日戦●】宮台は「ここぞ」を掴もうとする

塾から帰ってくると息子はいつも、玄関を開けるなり「ただいま」も言わずに「ヤクルトどう!!!!!」と、叫ぶ。で、リビングでソファにうずくまる私を見て「あ…負けたね…?」と、悟ったりしている。 なんせ先月はだいたい、早くに試合は終わって、私はごきげんに家事をしている、なんてことが続いたわけですが、ここのところはそうはいかない。今日も息子は帰るなりソファにいる私を見て「やっぱ…だめだった…?」と、悲しげに聞いていた。そう、悲しい。悲しいのである。 あと1点がどうしてもとれない。

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【対 阪神】【対 中日】3連敗でマジック消滅🥲主力大量離脱で見えた光と影

こんばんは、たねです😊 567ショックに見舞われているスワローズは、3試合の中止を挟んで3連敗。昨日の敗戦で優勝マジックも消滅となりました😱 わかってはいたけど、現実は甘くない‼️ 本日は阪神との1試合、中日との2連戦の結果と概要をまとめながら、主力離脱後の戦力や試合結果を踏まえた感想などを綴っていきます。 【対 阪神13回戦】⚾︎⚾︎⚾︎ ス タ メ ン ⚾︎⚾︎⚾︎ ⚾︎⚾︎⚾︎ 試 合 概 要 ⚾︎⚾︎⚾︎ ◆まとめ 阪神先発・青柳に手も足も出ず。

【7/8阪神戦●】ヤクルトは「日々」のありかを教えてくれるもの。

朝から枡田絵理奈さんと「聴くコラム」ならびにvoicyの収録。そのあと別の打ち合わせがあり、夕方からは交流会。ということで、朝から夜まで都内のスタジオにこもって作業していた。 お昼前、打ち合わせを終えたくらいで、ショッキングなニュースがとびこんでくる。さすがに受け止めるのに時間がかかり、一日引きずる。(というか今もまだ引きずっていてランニング日記にそのことばかり書いている。)でもちょっと、あとから思うと、あのニュースを見た時に一人でなくてよかったな、と思う。信頼できる仕事仲

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