見出し画像

【7/20巨人戦○】一勝の難しさと、任せる勇気を知るからこそ

歯車というのはこんなに簡単に狂い、でもこんなに魔法のようにスムーズにまた噛み合いだすのか…と、なんだか狐につままれたような気持ちで、スマホの画面を眺めていた。

でもそれはもちろん、魔法でもなんでもない。それどころかスムーズに見えるそれは、結局のところ、みんなの紆余曲折とそして葛藤と、なんとか折れずに踏ん張ったことが、運んできたものなのだ。

夫と息子がパリサンジェルマンの試合を国立競技場に観に行くと言うので、私とむすめはおいしいものでも食べに行くか!と、築地のビストロを予約した。シェフはとても親切で、私のコースとは別に、むすめに希望を聞いて特別にパスタを作ってくれた。メニュー載っていないものを作ってもらったという特別感で、むすめはもうほんとうにうれしそうにしていて、こんなすてきなお店に子どもと二人で来られるようになったんだなあと思うと私もなんだかうれしかった。

で、そんなすてきなお店で私たちは、おいしいフレンチをいただきながら…そう、ヤクルトの試合を見ていた。

けーじくんはテンポ良く投げていたものの、4回にタイムリーを打たれ、先制を許した。ここ最近の弱気モードだとこの「2点ビハインド」があまりにも重いわけだけれど、今日はなんだか、「2点くらいなら…なんとかなるのでは…」という気がした。あとから振り返ればそれはたぶん、前日の一勝がきいていたのだろう。

ここから先は

1,515字 / 1画像

¥ 100

この記事が参加している募集

ありがとうございます…! いただいたサポートは、ヤクルトスワローズへのお布施になります! いつも読んでいただき、ありがとうございます!